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2018.10.01
香港歳時記:火花を撒き散らし荒れ狂う「舞火龍」

香港の中秋節。ランタンフェスティバルと同様に一大イベントとなっているのが「舞火龍(ファイヤー・ドラゴン・ダンス)」である。

「舞火龍(ファイヤー・ドラゴン・ダンス)」は香港島の大坑及び薄扶林地区で行われるが、アクセスも良く大掛かりで有名なのが大坑の舞火龍だ

 

「舞火龍(ファイヤードラゴンダンス)」の始まりは19世紀になる。当時は客家村だった大坑地区は、ある年大きな災害や疫病に見舞われた。その時、「来たる中秋節の晩に、3日間火の龍の舞いを踊り続けなさい」というお告げがあり、それを実行をして村は救われた。それ以来、この大坑エリアでは100年以上もの間 中秋節の舞火龍が行われ続けている。

 

これが舞火龍の様子

 

火龍は、藁などで作られた胴体に何千本もの線香をさす事によってつくられる。その胴体は67メートル、頭部分だけでも何十キロもあるそうだ。この巨大な火龍の舞いは、大坑地区に居住している(或いは過去にした事がある)300名もの男性によって動かされる。

 

67メートルにも及ぶ胴体

 

中秋節の1日~3日目の晩、例年20時過ぎから約2時間あまりの間、龍は線香をまとって火花を散らしながら大坑地区を駆け巡る。昔から伝えられている複雑な動きをしながら荒れ狂うように踊る様子は、生きた龍さながらだ。

 

頭を中心に長い胴体を円形に巻いている途中

 

龍の尻尾部分の動きも非常に激しい

 

踊る人々も沿道で龍が舞う様子を見守る人々も、みな線香の煙や熱さや火花にまみれ、汗だくになり一体化していく。中秋節は大坑地区の人々にとって、長い間守り続けてきた伝統と文化が花開く時である。

 

 

この3日間は、大人だけではなく、女性や子供たちも待ち焦がれる年に一度の大イベントとなっている。

 

蓮の花の形をしたランタンを持ち、火龍の舞いを見守る女の子たち

 

この舞火龍(ファイヤー・ドラゴン・ダンス)は、中国の無形文化遺産リストにも選ばれている。

(文/写真 香港コーディネーター 矢島園子)

 

 

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