2018年6月19日の大風号網によると、かつて、直立する姿が「まるで人間の動きだ!」と、人気をよんだ、タイワンツキノワグマのボビー(波比)が、今度は、雨に打たれながら座禅している姿を披露し、「愛らしい」「萌え〜」「やっぱり人間では?」とネットでまたホットな話題となっていると紹介した。
確かにクマに見えない座禅する姿のボビー(出典:大風号網)
今、一番有名なタイワンツキノワグマといっても過言ではないボビーは、台湾・高雄市(台湾の南西部に位置する都市)の寿山動物園で飼育されている、2004年生まれの14歳。
萌え〜!ボビーの赤ちゃん時代(出典:大風号網)
2016年にも「人間のように直立するクマ」で一躍有名になっている、正真正銘の「スター“クマ“」だ。2017年には脱獄にも成功していて、毎年何かと話題を提供しているボビー。今年はどうかとまわりが期待したかどうかは分からないが、今年も「座禅をするクマ」で、昨今はやりの「仏系“クマ”」に変身?!と話題を提供している。
もちろん、話題は「座禅する姿」にとどまらず、ボビーのあまりに “クマ”離れした姿に、実は、「中に人が入っているのでは?」「学生がアルバイトをしている?」との疑いがもたれ、ネット民もざわついている。
V字ポーズのボビー(出典:大風号網)
もともとボビーが動物園で、注目をあびるようになったのは、2013年に他市より贈られた「小山」(タイワンツキノワグマ)を噛み、重傷をおわせた事件だ。その血気盛んな不良クマ?のボビーが2016年に、突然直立する姿を披露して、その姿が「まるで人間みたい!」と話題となり、一躍「ネットスター」の仲間入りをはたしたわけだ。
当時、ネット民に「学生アルバイトさん、(着ぐるみ脱いで)顔を見せて!」とからかわれ、高雄市の市長までもが、「高雄市では、たとえオスカー賞がとれる演技でも危険なアルバイトは認めていない」とジョークをまじえて、「ボビーはクマです。動物園で自分の目で確かめてみて」と、ボビーが正真正銘の“クマ”であることを説明、「ボビーがクマか?人か?」、巷の関心をよんだ。
見れば見るほど疑いが深まるボビー人間説!(出典:大風号網)
そして2018年の今年になり、若いときのやんちゃな姿がすっかり影をひそめ、年齢がそうさせるのか、穏やかになった?ボビーの最近の趣味が、専ら「雨に打たれて座禅をする」こと。まるで、今、世間で「仏系」が流行っていることを知っているかのようなボビー。
実際のところは、炎天下が続き、少し雨にうたれて、すずみたいだけのようだが、この「座禅する姿」で再び、「ボビーは学生アルバイトが中に入っている」説が復活!
果たしてボビーはクマか?人間か?
その答えはやはり自分の目で確かめないと!ということで、寿山動物園は意外な話題で、高雄市観光では、必ず行かないといけないスポットになったようだ。
情報源:
https://www.setn.com/News.aspx?NewsID=392659#
http://wemedia.ifeng.com/65612891/wemedia.shtml
https://pets.ettoday.net/news/655157
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