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2018.07.10
もう隠さない!希望と情熱に満ち溢れた、義足の女子大生

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2018年1月15日、中国残疾人は、交通事故で失った右足の義足を堂々と見せ、ポジティブに生活する女子大学生を紹介した。

 

(義足の女子大生、謝仁慈さん。笑顔がとても魅力的だ 出典:中国残疾人)

 

重慶市の西南政法大学に通う謝仁慈さんは、4歳の時に交通事故に遭って右足を失い、以後義足で生活している。そんな謝さんを励まし続けたのは、同じ事故で自らも足を失った母親だった。「小さい頃、友だちと遊んでいて義足が外れてしまったことがあった。友だちはみんなビックリして泣きだす子もいて、私もとても悲しい思いをしたが、母が『次はちゃんと固定しておけばいいじゃない。他人を恨まず自分の事をしっかりやりなさい。変えようのない事実を受け入れるのよ』と励まされた」と謝さんは語った。

母親の存在もあって、謝さんは心身ともに健やかに成長。中学時代には障がい者スポーツ大会の水泳で優秀な成績を収めたという。そして高校入学後は、母親の方針で長期休暇が来るたびに様々な観光地を旅するようになった。やがて1人でも出かけるようになり、卒業時にはチベット・ラサに1人で行くことを決意。母親は何も言わずに賛成してくれ、30日あまりかけてポタラ宮に辿りついた。謝さんは旅行を通じて「義足でも元気に生きることができる」という自信を持ったという。

 

(各地への旅が、謝さんに活力と自信を与えた 出典:中国青年網)

 

そして大学に入ると、謝さんにとって大きな転機がやってきた。それまで義足であることを隠してきたある日、友だちと一緒に化粧品店に入ったところ、店員に右足をジロジロ見られたという。そんな状況にはとっくに慣れっこだったはずの謝さんは「どうして私、本当の自分の姿を隠そうとしているのだろうか」と思い、もう足を隠さないことを決意。そして、宿舎の寝室に戻ると、友達の前で義足を外して右足を見せた。

 

(同情や支援の声はいらない。同じ目で見て欲しい 出典:中国残疾人)

 

「私が他人と大きく違うのは、苦しみを消化する能力が強いということかな。嫌なことが起きても他人を責めず、どうしてそうなったのかを分析して教訓を得る。それを心に留めて、自分への戒めにする」と語る謝さん。ショートパンツを履いて毎日フィットネスに励み、歌を歌い、笑顔を絶やさないその姿を見ると、他人と異なるのはその足ではなく、決して燃え尽きることのない情熱なのではないかという気持ちになる。

 

(情報源 http://www.chinadp.net.cn/datasearch_/journal/springbreeze/2018-01/15-16734.html

 

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