コロナウィルスの感染者がまた世界中で広がり始めている。台湾では市中感染は見られないものの、やはり海外からの帰国者が感染者数を増やしているようだ。連日雨が降り続き、肌寒さすら感じるようになった今週、今後来る冬を安全に過ごせる事を祈るばかりだ。
海外への渡航が不可能となってから、はや半年以上の月日が経つが、念願の渡航自由化までの道はまだまだと見られる。「哈日族(大の日本好き)」という言葉が生まれるほど日本好きが多い台湾、日本に行けない日々を嘆く声がネット上でもよく聞こえて来る。
今回はそんな日本好きな台湾人に大人気のお店をご紹介しよう。
MRT六張犁駅から少し歩いた所にある木目調の外観の店
その名も「北村家くるみ小料理屋」、台湾で活躍する映画監督北村豊晴氏が経営する小料理屋だ。
日本から連れて来た両親と共に店を始めて今年で10年。日本での調理師経験を活かした父 茂氏による日本式洋風料理をはじめ、真心込めて作られた煮物など、日本の家庭料理が楽しめる店として現地の台湾人や駐在日本人に人気だ。
焼酎や日本酒、ビール、ハイボールなど50種類のお酒を楽しめる
しっかりと味の染み込んだ煮物は絶品!台湾ではなかなか食べられない味
店名にもなっている母 くるみ氏による煮物はどれを食べても美味しい。
明太子と鮭をふわふわの卵で巻いた卵焼きは、幾らでもご飯が進む味
人気のハンバーグは肉汁たっぷり、ぜひおススメだ
台湾人女性にも人気の梅酒の品揃えも
カウンターのある1階の他、地下も席があり寛ぐことができる
日本食人気が定番化している台湾、街中には日本人の目線から見るとやや怪しげな、いわゆる「なんちゃって日本食」が多く出回っているが、ここに来れば安心して本格的な日本の味が楽しめると、在住の日本人にも人気。コロナの影響でなかなか日本に帰国できない日本人も多いので、故郷の味を楽しみたい人にもぜひおススメだ。
映画「愛你一萬年」、「阿嬤的夢中情人」など数々のヒット作を生み出す
北村豊晴監督、今後の活躍が楽しみだ
尚、北村監督はエッセイ本も出版している。「騎摩托車戴安全帽那一年:1997我成為最台日本人」分かりやすい中国語で書かれており、コミカルな文章が非常に読みやすい、台湾から取り寄せできるネット書店もあるので興味がある人はぜひ取り寄せてみよう。(提供/フライメディア)
北村家くるみ小料理屋
台北市大安區樂利路17號
予約電話(台湾)0929-200-518
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