2017年8月26日、騰訊網によると、浙江大学の新入生としては、ここ数年でも最年少にあたる13歳の少女が入学を迎えるために学生寮に入寮した。
大学の学生寮で荷物を整理する陳舒音さん(出典:騰訊網)
「00後」と呼ばれる2000年代生まれのフレッシュな新入生が続々と学生寮に到着する中、注目を集めたのが、13歳の誕生日を迎えたばかりの陳舒音さんだ。
陳さんは6歳で小学校に入学すると、約1年後の7歳には中学へ進学し、9歳で広東省湛江市において成績優秀者13番目に選ばれるほどの優秀な成績をおさめ、わずか12歳で通称「高考」と呼ばれる中国の全国統一大学入学試験に参加、合格ラインを上回る成績で見事名門の浙江大学の医学試験班に合格し、話題をよんだ。
かわいらしくポーズをとる陳さん(出典:騰訊網)
この陳さんの学歴には、聞く人みな一様にビックリ。自分よりも5、6歳上の“同級生”と一緒に学ぶことになった陳さん、周りが「天才少女」と騒ぐ声もどこふく風、陳さんの両親も「特別なことでもない」と言う。「学校の授業以外に補習を受けたことも、親が勉強を教えたこともなく、ただ学校で先生に従って、毎日コツコツと勉強していただけ」と、謙虚だ。
天才少女と騒がれる陳さんだが、本人は全く関心がないようだ(出典:騰訊網)
ただ、陳さんは小さい頃から読書家だったと当時を振り返り、子どもの頃の陳さんの様子を語る陳さんのお父さん、「せがまれて一日3〜4時間、物語を読んで聞かせていた」。陳さんが一人で本が読めるようになると、時間があれば、本を手にとっていた。小さい頃から読書が大好きで、その上独学での学習能力も高かったので、小学校に入学する前、すでに小学校で学ぶべき知識の大部分を習得していた。
優秀な成績で表彰される陳さん(出典:騰訊網)
中学入学当時で300位くらいの成績だったが、毎日コツコツと熱心に勉強を続けることで、中学二年には、学年で30名以内に入る成績となり、最終的には市で13位になるほどの好成績をとり、有名高校へと進学したのだ。
まだ幼さが見える陳さんだが、最年少大学生へ(出典:騰訊網)
まだあどけない、幼い表情を残している陳さん。落ち着きがあり、しっかりしているだけではなく、高い理解力があり、高校二年のときには、余暇を利用して、大学の基礎課程を勉強している。
大学で医学を専攻して、夏休みには、「遺伝学」など関連の書籍を読み始めた。間もなく始まる大学生活(中国は9月が新学期)に期待も高まる。「将来は研究の道に進みたいので、今やるべきことは、しっかり学び、博士課程へと進むこと」と将来の目標も明確な陳さん。「社会や人類に役立つ人になってほしい」というのは見守る父親の願いだ。
ちなみに陳さんの母校の公式Wechat(微信)では、「今日の奇跡、明日のスター」と、陳さんを紹介しており、アクセス数はすでに6万回を超えている。
(情報源:http://news.qq.com/a/20170826/077541.htm#p=1)
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