2017年8月24日、騰訊網によると、山西省の農村で中国の名門大学・清華大学に合格した学生を祝うパレードが盛大に行われた。
山西省南部の臨汾県にある村で先日、1人の男子学生を荷台に乗せたトラックを先頭に、赤い看板や垂れ幕をつけたパレードの車列がゆっくりとメインストリートを通り過ぎていった。主役は、9月から清華大学に進学する男子学生のキ沢鵬さんだ。この村出身のキさんは、同省運城市の学校で高校生活を送り、今年の大学受験で750満点中656点という好成績で同市の「理科状元」(成績第1位)を獲得。見事に清華大学コンピューター系学科に合格した。
車を降りたキさんは、黄色や赤のめでたい衣装を着た村の女性たちが打ち鳴らす太鼓や銅鑼に先導されながら、住宅街を練り歩く。ちょっと恥ずかしそうな表情を見せながら歩くキさんの前には、母校から贈られた20万円奨学金の小切手ボードが掲げられていた。
封建時代、官吏になるための試験である科挙で1位を獲得した者には「状元」という称号が与えられた。難関を突破して「状元」となることは本人のみならず一族にとって非常に大きな名誉であり、故郷では盛大な祝賀行事が行われた。キさんの「状元パレード」は、まさにそれを受け継ぐもの。両親は、さぞやわが子を誇りに思っていることだろう。
(情報源:http://news.qq.com/a/20170824/058481.htm#p=3)
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