6月5日、浙江省杭州市で大型テレビを広場に持ち込んでダンスをする中高年女性グループがネットで紹介された。テレビの電源はBMWを発電機代わりにし、スマホのWIFIでネットに接続とツールを最大限に活用している「オバチャン」たち、若者も顔負けのバイタリティだと話題を集めている。
薄暗い広場にひろきわ輝くテレビ画面は広場の人気者?!
(出典:騰訊網)
今や中国の「オバチャン」たちの生活に必須となった広場ダンス、中国全国に広がるブームはその勢いを止めることなく、世界中でも有名になっている。時間もお金もある現代の「オバチャン」たちは広場ダンスで健康を維持し、仲間で同じステップを踊ることを楽しんでいるのだ。
このダンスチームでリーダーをしている女性は、「端午の節句(6月9日)のイベントに向け練習しているのだけど、みんなの動きがなかなか合わずに苦労していた。携帯で音楽を流してもステップがそろわないので、いろいろ試して、最終的にテレビを使う今の方法になったの」と、愛車であるBMWを停車しているその横で、先頭に立ち、みんなをリードして踊る。
「テレビを使っていると、周りからよけい注目を浴びて、みんなが見に来るから踊りがいがある」。テレビを使うことで、グループのステップもそろい、ギャラリーも増えて、
踊ることをさらに楽しめるとこのアイデアに大満足。踊ったあとは、テレビを車の中に入れていて、移動させる必要もないところは、さすが中高年女性というべきか、行動に無駄がない。
ネット民からは「スタジオを借りて練習すればいいこと。わざわざBMWやテレビを使うなんてただ目立ちたいだけ」との厳しい見方や「生活を楽しんでいる姿は羨ましい」という羨望の声があがっている。
こうした外野の声にも「もう年だし、一生懸命何かをやることって大事でしょ。他人にどうこう言われようと関係ない。自分の生活を楽しむのが一番!」ときっぱり。逞しい「オバチャン」たちに広場ダンスはまだまだ進化しそうな予感が。
テレビがあるだけで、ステップも堂々として見える!(出典:騰訊網)
参考:
http://news.qq.com/a/20160606/014623.htm#p=1
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