2019年の干支は日本では猪。しかしここ中華圏では豚となる。
旧正月まで後わずかとなった当地香港では、例年通り香港の街中が新年を祝う紅色や金色に染まってきている。そしてその色彩の中心にあるのは干支である豚。
ブログでは何回かに分けて香港の旧正月の様子をお伝えしようと思うが、まず今回は街中に溢れてる干支の豚をご覧頂きたい。
香港の人の生活を支えるスーパーでは、この時期になると新年用コーナーが設けられる。年賀として配る箱入りの菓子や、親戚が集まった時に出される大袋入りの菓子などが山積みとなって売られている。
そしてこの時期は日用品もおめでたい柄のものが出回り、縁起の良いものが大好きな人々に好まれる。
こちらは干支の豚だらけのティッシュボックス。
色使いは春らしいピンクやめでたい金色で、派手である
豚だらけだが、どの豚も愛嬌がありとても可愛らしい。
文具屋やおもちゃ屋で売られている正月飾り
ショップやレストラン、ホテルやマンションの入り口も飾りもので真っ赤になる。
ウエスタン風のスイーツ屋も、例外なく干支の赤い豚が飾られる
豪華絢爛なホテルの入り口。よく見ると、2019年の数字のところに豚がいる
この時期にしか買うことができない貴重な限定品も多数出回る。こちらは郵便局で売られている干支の切手。様々な豚の切手があったが、特にこちらのものは金一色。
金運アップ間違い無しといった所だろうか
こちらは、地下鉄MTRの記念乗車券
ショッピングセンターでも豚がお出迎え
可愛らしい豚で、皆に大歓迎されている
一年で一番香港が活気付く旧正月まで、約3週間。更に盛り上がっていく香港の様子をまたお届けしていきたい。(文/写真 香港コーディネーター 矢島園子)
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