2021年の春節(チュン/ジィエ/旧正月/Chinese New Year))は2月12日。
今年も上海の観光スポットの一つでもある豫園エリアに趣向を凝らしたランタン飾りが登場し、恒例の「豫園ランタン・フェスティバル」が開幕している。
「牛(扭)転乾坤(逆境を抜け、形勢逆転)」
の2021年に!(上海)
豫園のランタン・フェスティバルは、上海の伝統を伝える文化イベントの一つで、毎年、国内外から多くの観光客が訪れ、春節期間の風物詩にもなっている。
今年は、1月下旬に上海市・黄浦区で新型コロナウイルスの感染者が出たこともあり、同区の豫園周辺も2月上旬は、例年の同時期よりも閑散としていて、人出も少なかったが、春節休暇(2月11日〜17日)では、帰省できずに上海で過ごす人も多いため、これから色鮮やかにライトアップされたランタンを楽しむ人でにぎわう。
もちろん、コロナ禍下での開催とあって、豫園の関連エリアに入るには、「検温・マスク着用・健康コード(緑)」の3セットが必要。感染予防策を徹底して、来場者を迎えている。
入場時に「健康コード」などをチェック!(上海)
さて、豫園ランタン・フェスティバルは見どころが多いが、なんといっても絶対見逃せないのは、恒例の干支ランタン。
高さ8メートルの巨大な「丑(牛)」のランタンは、金色に輝き、存在感も抜群!人気スポットで多くの人が記念撮影をしている。
「江南百景図」ランタンを楽しむ(上海)
また、毎年行列ができる九曲橋広場では、「江南百景図」をテーマとしたアート・ランタンが所狭しと飾られている。
2月上旬では、まだ準備や調整をしているランタンもあったが、色鮮やかで美しいランタンを見ると、一気に春節ムードも高まる。
九曲橋は長蛇の列ができるほど人気のスポット
(上海)
ところで、今年の豫園ランタンフェスティバルだが、例年に比べると、ややコンパクトにまとまり、飾られているランタンの数も少ないように感じる。
それでも、毎年、ランタン・フェスティバルを楽しみにしているファンが多く、春節期間も混雑が予想される。
この豫園ランタン・フェスティバルは3月1日まで開催される予定だ。
豫園ランタン・フェスティバル:
上海市黄浦区方浜中路269号 豫园商城
最寄り駅は、地下鉄10号線「豫園」駅
参考:
http://sh.bendibao.com/tour/202121/236939.shtm
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