今年も上海市の人気観光スポット豫園で、毎年恒例のランタン・フェスティバル(2019豫園新春民俗灯会)が開催されている。今年のランタン・フェスティバルは1月21日(月)からスタート。
九曲橋の華やかなランタン
このランタン・フェスティバルで、毎年注目を集めるのが、その年の干支ランタンで、中国の干支では、今年はブタ年。ランタン以外にもいたるところにブタグッズがあふれて、まさにブタでいっぱいのスポット。
干支であるブタの前にはたくさんの見物客
メインとなる巨大な干支ランタンは、「金元宝(昔の貨幣)」をもった「財神ブタ」。高さ9メートル以上あるこの巨大なランタンの前は、一年の富や福にあやかりたいと、ベストスポットで撮影しようとする見物客であふれる。
メインの干支ランタンの周りは毎年大混雑
一方、中国で大人気の英国のキャラクター「ペッパピッグ(Peppa Pig)」も参戦し、春節限定ショップが登場。家族連れにも大人気で、チャイナ服を着たレアなペッパピッグがランタン・フェスティバルを盛り上げていた。
ファミリー層に大人気のペッパピッグ
期間中、バレンタインデーをはさむこともあり、ピンク色のハートランタンも飾られていた。
かわいいハート型のランタンも登場
干支ランタン以外に、話題になっていたのが、建国70周年記念をテーマとした、「70金亥納福迎華誕 改革開放再出発(意訳:金豚で迎える建国70周年 改革開放の再出発)」や社会主義核心価値観(富強、民主、文明、和諧、自由、平等、公正、法治、愛国、敬業、誠信、友善)のランタン。
社会主義核心価値観(24字)のランタン
今年は「国家」「都市」「家庭」を主体としたランタンの構成になっているとのこと。
どこを見ても撮影スポット!
空が暗くなるにつれ徐々にランタンが点灯し、華やかで幻想的な世界が広がると、あまりの美しさに見物客からも歓声があがった。
メインランタンへ向かう通りも見物客でにぎわっている
夕方から見物すると、点灯前と点灯後の両方のランタンを楽しむことができるので、おすすめ。
毎年登場する定番のランタン
毎年、行列のできる九曲橋(ジグザグになっている橋)のエリアには、上海のバンド(外灘)から見える浦東の高層ビル群や上海万博での中国館のランタンなど都市をテーマとした見応えのあるランタンが飾られている。
大都市「上海」をテーマとしたランタン
中でひときわ輝く「I ♥SH」も必見だ。
お約束の「I ♥SH」
ランタン・フェスティバルの開催は、2月22日(金)までだが、この33日間の開催期間には、国内外より多くの見物客が訪れる。
実際は写真よりもよりピカピカしているランタン
ピークは、元宵節(2月19日)前の週末で、かなりの混雑が予想される。2月15日(金)から2月19日(火)は、時間帯により、有料となり入場制限もかかる。
九曲橋エリアは行列ができるが、必見のランタン!
ランタン・フェスティバル(2019豫園新春民俗灯会):
上海市黄浦区方浜中路265号 豫園商城
地下鉄10号線「豫園」駅下車 徒歩3分
参考:http://sh.bendibao.com/news/2017116/175333.shtm
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