2017年12月20日、中国新聞網によると、火鍋で有名な重慶市で開催されたイベントで巨大火鍋が出現し、市民が舌鼓を打った。
中国西部の内陸地域にあり、山に囲まれている重慶市。夏は猛烈な暑さで知られるが、冬は内陸の割には比較的気温が高い。とはいえ真冬の気温は摂氏10度前後であり、日本の冬とそう変わらない。夏は暑さを吹き飛ばすため、そして冬は寒さを和らげるためと、重慶には夏も冬も激辛な火鍋が欠かせないのである。
同市の金仏山山頂に20日、巨大火鍋が出現した。標高2238メートルの金仏山は当然ながら平地より寒く、山頂には所々雪の積もっているところがある。吐く息も真っ白になる屋外に設置された巨大火鍋からは白い湯気がもうもうと立ち上っていた。
巨大火鍋は、同日行われた第19回氷雪温泉まつりのイベントとして用意されたもので、鍋の大きさは全国最大級だという。トウガラシがたくさん浮いた真っ赤なスープに、牛の胃袋、たけのこ、アヒルの腸といった重慶火鍋に欠かせない具材を放り込んでアツアツを口に運ぶ。外の寒さや雪景色と、鍋の熱さとのコントラストがたまらない。
まるで血の池地獄を連想させるような、真っ赤に煮えたぎったスープはいかにも辛そう。確かに辛いのだが、辛いだけではなく旨味もたっぷり凝縮されているのが四川や重慶の辛い料理の特徴。寒さが骨身に染みたら、重慶式の火鍋にチャレンジしてみては?
(情報源:http://www.chinanews.com/sh/shipin/cns-d/2017/12-20/news747627.shtml)
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