コロナ禍はもう一年経ちました。日本国内でもそうですが、海外旅行に行けない、帰国帰省できない方はたくさんいます。
たまにどこかの料理を恋しくなった経験はありますか?
実家に簡単に帰れない今、私も友人もどんどん台湾グルメを食べたくなってきました。
幸い、このグローバルの時代、日本でもたくさんの異国料理があります。一昨年からブームになったタピオカもそうですが、実は東京ではタピオカ以外にもいろんな台湾グルメが楽しめます。
今回は私がおすすめのグルメ三つを紹介します。
夜市の名物窯焼きの胡椒餅(コショウモチ)
(たくさんの餡が入っている胡椒餅)
饒河街夜市の中にある胡椒餅はミシュランガイドにも紹介された台湾B級グルメの代表の一つです。
胡椒餅は小麦粉で作った生地の中に、胡椒で味付けされた豚肉とたっぷりの葱が入っている窯で焼き上げた焼きまんじゅうのような食べ物です。特別な焼き窯が必要で、作るのはなかなか難しいですが、東京でも本格的な胡椒餅が食べられます。
四ツ谷にある「四ツ谷一餅堂」はオープン当時に在日台湾人の間でも話題になりました。現地と同じように窯で焼いて、焼きたてで提供する胡椒餅は本場にも負けない美味しいです。胡椒餅のほかに、朝食定番の焼餅、豆乳、茶菓子やお茶なども充実しています。
台湾伝統スイーツ もちもちの芋圓(ユーユェン/タロイモ団子)
(騒豆花の芋圓をトッピングした豆花)
台湾スイーツはたくさんありますが、主役ではない芋圓はまだあまり知られない一つです。
芋圓はタロイモで作られた団子で、もちもちした食感にタロイモの香りと甘みがあって、かき氷や豆花にトッピングすることが多いです。
タロイモはサトイモ科の植物で、根茎が食用できて、ボリニシアや東南アジアで主食として、栽培しています。タロイモは栄養たっぷりで低カロリーなヘルシー食材と言われていて、台湾では料理の食材やデザートとして人気があります。
東京では今いくつかの台湾の豆花店「台湾甜商店」、「騒豆花」、「東京豆花工房」…などの店が進出し、芋圓をトッピングした豆花が食べられます。それぞれの店が作った味が違いますので、一番好きな味を見つけましょう。
台湾にも人気 タロイモドリンク
(萬波のタロイモ黒米ココナッツミルク)
イモ団子だけではなく、タロイモで作ったドリンクが近年台湾で大人気です。台湾のタピオカドリンク屋はたくさんのメニューはありますが、私は必ず注文するのはタロイモ関連のドリンクです。タロイモの優しい甘さが活きていて、ドリンクはヘルシーだし、インスタ映えにもなります。
ただ、タロイモは日本ではまだ珍しい食材で、最初に東京に進出したタピオカ店はほとんど販売していません。タロイモドリンクは台湾でも人気になって、一昨年から東京に進出した台湾のドリンク屋「萬波島嶼紅茶 Wanpo」、「Milksha」、「TPTEA」が、タロイモドリンクを提供し始めました。タロイモ大好きな私は月一くらいの頻度で飲んでいます。
この三つ以外、麵線(メンセン/台湾素麵)、刈包(グゥアバオ/台湾角煮まん)…など、東京にはまだたくさんの台湾グルメがあります。台湾グルメが恋しくなった方、台湾グルメを食べてみたい方はぜひ食べてみてください。(フライメディア/カク)
株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービス、ライブ配信サービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「東京でも食べられる台湾グルメ」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。