国際都市・上海のイメージは、高層ビルが立ち並ぶ光景やイルミネーションが煌びやかな夜景が有名だが、少し郊外に行けば今でも古い街並みが残るひっそりとしたスポットがある。
上海郊外の川沙古鎮・南市街入口
「川沙(チュアン・シャー)」という地名を聞いたことがある観光客は少ない。ただ、上海浦東国際空港に近く、上海ディズニーランドがあるエリアだと聞くとだいたいの方角が分かる人が多いはずだ。
風情のあるたたずまいを散策する(上海)
この川沙に、「川沙古鎮」と呼ばれるエリアがある。ちなみに「古鎮(グゥ・ヂェン)」とは、「昔ながらの集落、古い町」のことを言う。
川沙古鎮の歴史は古く、海沿いの街で塩の売買で栄えたとされ、約450年の歴史がある。地元では、明代の城壁が残っていることでも有名だとも聞く。
地元の生活が垣間見れる路地(上海)
川沙古鎮のエリア自体はさほど大きくない。ただ、昔と今が混住しながらも不自然でなく、調和がとれている居心地の良さには、自然と長居したくなる。
昔ながらのこじんまりとした商店が立ち並ぶ通り(上海)
ディープな雰囲気が漂う街並みを散策するには、時間を気にせずゆったりとまわるのがおすすめ。
採れたてトマトの”素朴”な販売(上海)
採れたての果物や野菜が店先に並び、「さっき畑から採ってきたから新鮮だよ」と明るい声がところどころで飛び交う。売り切れたら店じまい。
色鮮やかなプチトマトの計り売り(上海)
ちょっとした市場のような路地があるかと思えば、骨董品店や茶館が立ち並ぶ情緒あふれる商店街もある。週末でも観光客はまばらで、地元の人の日常を垣間見ることができる。
安くて甘い!ブドウも地元の特産(上海)
歩き疲れたら、茶館やカフェでひと休み。時間が止まっているかのようにひっそりとたたずむレトロなカフェでは、地元の叔母さま?たちが温かく迎え入れてくれる。洗練されたおしゃれ感こそないが、下町の喫茶店を彷彿させる空間で、近所に住む人の憩いの場になっているようだ。
生演奏をききながら中国茶を飲むぜいたくな時間(上海)
折角なので中国チック⁉︎に、茶館を楽しむのも良い。古琴の生演奏をききながら、優雅に中国茶を楽しむことができる。
地元ならではのB級グルメも見逃せない!(上海)
もちろんB級グルメも楽しめる。グループで出かけて地元の名物料理をお目当てに散策するのも良い。
名物料理「走油肉」はマスト注文!(上海)
川沙古鎮:上海市浦東新区川沙南市街
最寄駅は地下鉄2号線「川沙」駅。
株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービス、ライブ配信サービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「川沙古鎮へプチトリップ」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。