2018年1月10日、浙江新聞によると、杭州市で1995年生まれの女性が始めた宿泊施設が話題になっている。開業したのは湯暁瑜さん。ここはスタジオ兼ペンションで、名前は「一緒」。彼女にとっては自宅でもある。
楽しそうな撮影風景。採光もバッチリ(出典:浙江新聞)
客室はたった1部屋。毎日1組のお客様をもてなす。真っ白な壁とセンスのいいインテリアで室内は全て撮影場所になる。「一緒」は多くのメディアに取り上げられ、瞬く間に有名ブランドや雑誌の撮影場所として人気のスポットとなった。
湯暁瑜さんは大学で水上運輸を専攻し、趣味はカメラだった。大学を卒業した後、OLになるつもりはなく、以前から好きだった杭州で物件を探し引っ越して来たのだ。そして趣味を仕事にしようとカメラマンを始めた。こうした彼女の決断に家族は何も言わなかったがお金はあまりかけられなかったため、彼女がDIYを行い開業までこぎ着けた。
シンプルだが植物があり無機質な感じはない(出典:ZAKER)
1階にはキッチンとリビング。2階には湯暁瑜さんのプライベートルームと客室、中3階はスタジオ兼フリースペース。地下には卓球台やビリヤード台が置かれ、カラオケも楽しめる。
居心地のよさそうなダイニング(出典:ZAKER)
北欧テイストのインテリアに合わせた西洋料理になるかと思いきや、彼女がふるまってくれるのは中国の家庭料理だ。「やっぱり中国人の口に合うのはこれよね。家に帰ってきたような感覚を味わってほしいの。」と彼女は言う。「一緒」を、訪れた人がリラックスできるような空間にしたいそうだ。
そして「一緒」には住人がもう1人?いる。ペットのグリーンイグアナだ。草食で性格は温厚。
可愛がっているグリーンイグアナ(出典:ZAKER)
驚くような同居人もいるが予約は順調で、現在杭州市満覚隴に2号店を準備中だ。好きなことをして人を喜ばせる仕事を自ら考え具現化した湯暁瑜さんは、カメラマンでもあり、うら若き実業家でもある。
(情報源:https://zj.zjol.com.cn/news/846858.html?ismobilephone=2
http://www.myzaker.com/article/58b1afc41bc8e0d55c000089/)
(映像:http://v.zjol.com.cn/video/176657.html)
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