百度百科によると、2018年4月5、6日に四川省で「Comiday成都同人祭」が開催され、アニメオタクが大集合した。日本でいうコミケ(コミックマーケット)は同人誌の即売会やコスプレなどで賑わう、マニアにとってはたまらないイベントだ。
アニメや漫画の登場人物になりきるコスプレイヤー、中国ではCoserと呼ばれている。
アニメファンたちは自前のレフ版を持参し、みんな気合バッチリだ。Coserもより実物に近づくためポージングの研究をして来たのだろう。
コスプレはアメリカが発祥だが、やはり日本のアニメや漫画のコスプレが人気で、中国のアニメファンにも大きな影響を与えている。
中国で絶大な人気を誇るCoserを紹介しよう。
彼女の名前は傅邵儀さん。女性だ。写真のコスプレは日本のアニメ「NARUTO」のうちはサスケ。他にも「デスノート」の夜神月、Lのコスプレなどが彼女の代表作だ。
コミケのようなイベントの開催回数が多い地区はどこか?新浪上海に掲載された「2016年度アニメ漫画コンベンション研究報告書」によると上海市、広東省、江蘇省がトップ3に位置し、上海では年に23回もアニメイベントが開催されている。
イベント内容を分類すると全体の71%を同人誌が占めており、2016年のアニメ漫画コンベンション連盟に加入している会員の総収入額は約7,470万元(約12億7千万円)に達している。ただ、イベントによってレベルがまちまちだったり、海賊版が出回ったり、解決すべき問題もある。
近年は中国国内のアニメも人気だ。ネットなどで手軽に見られることも人気上昇の一因になっている。さらに「一帯一路」構想に伴い、中国アニメは海外進出を計画している。
アニメや漫画には壮大なストーリーがあり、人生観を変えてしまうような感動がある。
中国の若い世代が、これからどんな魅力的なキャラクターを生み、どんなストーリーを紡ぐのか興味大だ。
(情報源:http://slide.news.sina.com.cn/s/slide_1_2841_255727.html/d/1#p=1
https://www.liuxue86.com/a/2971470.html
http://sh.sina.com.cn/news/g/2017-07-04/detail-ifyhrxsk1709832-p2.shtml
https://baike.baidu.com/item/kenn%E7%8E%8B%E7%88%B7/362004?fr=aladdin)
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