2018年1月26日、中新網によると、黒竜江省ハルビン市の「氷雪大世界(氷雪祭り)」会場で、約1000人が打楽器の世界記録へチャレンジした。
演奏に参加したのは、寧夏回族自治区、上海、大連、北京など各地からあつまった若者、約1000人。
黒竜江省ハルビン市と言えば、極寒で有名なところで、冬の最低気温が零下40度までさがることもあり、「氷雪の街」とも呼ばれている。チャレンジ当日の気温は零下30度。自由に動くことすら、寒さでままならない気温の中、赤い帽子にマント、手袋をつけた若者たちが元気いっぱいに演奏した。曲目は「家在東北(東北の我が家)」。
厳しい寒さで楽器はこわれないよう、挑戦で演奏するドラムやスネアドラムなどの打楽器は、太鼓の皮なども特注している。約1000人の息のあった演奏で、軽快なリズムが氷雪の空に響いた。
見物に訪れた市民や観光客は、迫力ある演奏とともに、白い氷雪の世界に広がる赤の衣装という美しいコントラストを楽しんだ。とりわけ、一面に広がる赤の光景には、ひとあし早く春節(旧正月)を迎えたかのような気分になったようだ。
今回のイベント「世界記録へチャレンジ」を企画、運営したのは、黒竜江省音楽家協会打楽器専業委員会で、極限に挑戦し、実力を示し、自身をアピールする絶好の機会になると、この時期、注目度の高い、氷雪祭りで有名なハルビン市を舞台に選んだようだ。
さて、チャレンジの結果は?というと、2018年ハルビン市氷雪祭りにて「氷雪の中、最も多い人数で打楽器を演奏した記録」として、世界記録として認定された。チャレンジが成功したと知ると、見物客からも歓声があがり、演奏に参加した若者にも笑顔があふれた。
情報源:http://www.chinanews.com/tp/hd2011/2018/01-26/796355.shtml
http://www.xfrb.com.cn/html/redian/caijingzongheng/xinwenjujiao/260067.html
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