2018年10月20日、台湾メディア新頭殼によると、高雄版「マンハッタンヘンジ」が11月11日に見られるのに合わせ、メインストリートを歩行者天国とすることを、現地の観光局が計画している。
「マンハッタンヘンジ」とは、ニューヨーク・マンハッタンで見られる、大通りの延長線上から日の出と日の入りが観測できる現象。両脇にビルが林立するストリートから真っ赤な太陽が出入りする様子は都会と自然のコラボレーションで生まれたロマンティックな絶景であり、毎年2回しか見ることができない。
(高雄でみられる「マンハッタンヘンジ」 出典:新頭殼)
この現象は、東西に真っすぐ走るストリートがあれば、世界の各地で見ることができる。台湾南部の高雄市にある青年路もその1つで、今年は11月11日に2度目の「高雄ヘンジ」が見られる予定だ。
高雄市観光局は昨年の「高雄ヘンジ」で初めて青年路を歩行者天国にする試みを実施した。市民が安全にこの景観ショーを楽しめるようにとの配慮だったが、残念ながら天候に恵まれず日没が見られなかった。そこで、今回の「高雄ヘンジ」でも日没の午後5時15分に合わせて午後4~6時に青年一路を歩行者天国とし、市民が安心して楽しめる状況を確保する予定だ。11月11日はちょうど日曜日にあたり、現地は大勢の見物客で賑わうことだろう。
(大きな夕日が、ビルの間を通ってストリートの向こうに沈む 出典:高雄旅遊網)
観光局では「高雄ヘンジ」にちなんだキャンペーンも実施。現地のレストランや宿泊業者とのコラボレーションで、期間中に「高雄ヘンジ」の自撮り写真を示した利用者は優待が得られるとのことだ。昨年は雲に隠れてしまった「高雄ヘンジ」、どうか今年はバッチリ見られますように。
(情報源:https://newtalk.tw/news/view/2018-10-20/155422)
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