2018年10月15日、騰訊網によると、遼寧省鉄嶺市で、孫さんがアイスクリームの棒で自転車をつくり披露した。
アイスクリームの棒を集めて、自転車を手作りした男性は、孫超さん。溶接工の孫さんは、もともと手先が器用で、ものづくりの業界では「アイスクリームの棒を使ったものづくりの第一人者」として、ちょっとは名の知れた人物だ。これまでも、アイスクリームの棒をつかった、数々の創意工夫した作品を製作している。
手作り歴は20年以上になる孫さん(出典:騰訊網)
今回、孫さんが完成させたのは、アイスクリームの棒でつくった自転車。デザインは、中国で人気の高い「龍」で、車輪には、中国の宇宙観をあらわす「太極」の模様をあしらっている。そして中国のおめでたい数字「8」にあやかって、8枚のコインを装着した。車輪がグルグルとまわるように、お金もまわって、ドンドン入ってくるようにと、験をかつぐ。
細かいところまでこだわりを見せる超大作だ(出典:騰訊網)
孫さんによると、この自転車の製作にかかった時間は約10ヶ月。使用したアイスクリームの棒は、約22,000本で、全長245センチメートル、幅48センチメートル、高さ100センチメートルという大作だ。
龍の頭の部分には、リモコン操作ができるライトや警報ベル、ミュージックプレイヤー、スピーカーなどいろいろな機能をつけ、自転車は20.5キロの重さだ。一般に、ママチャリがだいたい20キロぐらいなので、重さとしては、一般の自転車なみ。
どこへ行っても大人気のドラゴン自転車(出典:騰訊網)
龍をよりリアルに再現するために、龍の口から火が出るように設計、鼻からは煙が出るようにつくったこだわりよう。
そして、龍の頭から尾にかけて310個のライトをつけ、カラフルな色がキラキラと輝く工夫もしている。さらに龍の体になっているフレームにも、「中国」という文字が出るようになっていて、孫さん自身が満足のいく作品に仕上がっている。
アイスクリームの棒で作った作品の数々(出典:騰訊網)
一番苦労したのが、チェーンとホイール部分だったという孫さん。手作りが大好きな孫さんの自宅の引き出しには、手作りの模型や材料などがたくさん眠っている。
青空と同じく晴れやかな笑顔の孫さん(出典:騰訊網)
笑顔をうかべ、自慢の自転車に乗って、風をきって颯爽と走る孫さんの姿に、道行く人が振りかえって、驚きの声をあげる。
情報源:https://new.qq.com/omn/20181017/20181017A1HNLQ.html#p=3
https://zj.zjol.com.cn/news/1053655.html
https://www.sohu.com/picture/260173257
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