10月に入って、微博(Weibo/ウエイボー)や微信(Wechat/ウィーチャット)などSNSで話題なのが、「炫富摔跤(シュエン フゥ シュアイ ジャオ)」とよばれる、転んでリッチさをひけらかす、富を誇示するパフォーマンス写真だ。
お金が散らばる「コケ写真」(出典:捜狐網)
どんな写真かというと、「コケてうつぶせに倒れた先に、ブランド品などさまざまなモノがばらけている」写真。
並べるのも大変そうな力作(出典:捜狐網)
2018年10月12日の捜狐網によると、もともとは、海外のインスタグラムで“Falling Stars Challenge”として話題で、地上にばらまかれているのはブランド品などの高級品、コケてうつぶせになる人のバックには、高級車やクルーザーなどがうつっている。
趣味アピール?な一枚(出典:捜狐網)
中国国内では、通常ネット規制があり、インスタグラム利用ができないため、微博や微信を通じて広まっているわけだが、地上に広がるのは、ブランド品や高級品だけではなく、文具、日用品、フード、ドリンク、キャラクターなどさまざま。
事件現場のような芸術?(出典:捜狐網)
趣味で集めているコレクションを広げるネット民もいて、リッチさの披露とはかけはなれたものになっている。
もう何でもありの一枚に(出典:捜狐網)
もちろん、こけてうつぶせに倒れているのも若者だけではなく、主婦、赤ちゃん、子ども、ペットなどなど。その創意性はとどまることなく、たとえ意味がなくても、見ていて飽きない。
猫ちゃんもコケて?眠ったままパチリ(出典:捜狐網)
当然、こうしたブームを見逃すことなく、商品をアピールする機会とばかりに、自社商品をばらまいて?SNSにアップする商魂たくましい企業や店舗も出てきた。
インパクト大な広告としても一役かっている(出典:捜狐網)
「なぜ、これが流行っているのか分からないけど、みんながUPしているから、とりあえずやってみた」と、チャレンジする人が多いようだ。実際、写真をUPしつつ、なぜ流行っているの?と疑問。
微博や微信でもブームに(出典:微博&微信)
高級車や高級ブランドを披露する写真には「コケた悲惨な姿とブランド品のギャップ」「地味にリッチさをアピール」「コケてもリッチ」など、コメントがついていたりもする。
子どもだって流行には遅れない?!(出典:捜狐網)
こうしたSNSブームの寿命は短いが、若者たちの遊び心に火がついて、横断歩道などで撮影したり、職場で道具を使って撮影したりと、やりすぎてしまう人も現れ、SNS圏外?でも話題になっている。
参考:http://www.sohu.com/a/258994065_495793
http://www.thecover.cn/news/1254606
http://ppmbbs.com/topic/927/扑街炫富-有多好玩-爱范儿编辑出镜摔了几回
株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「コケた写真でリッチアピール」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。