2018年5月21日、中国新聞網によると、雲南省の山岳地帯で獲れる神秘の食材「崖蜜」を求めて、1万匹の蜜蜂と格闘するハンターたちがいる。
ハンターたちが追い求めるのは、ネパールやチベット、雲南省の山岳地帯にしか生息しないというヒマラヤオオミツバチの巣からとれるハチミツだ。このハチは人がほとんど訪れない、いや行けないような断崖絶壁に巣を作る。
毎年12月から翌年5月にかけてがハンターたちの活動時期。巣があると聞けば、車を数百キロ飛ばして駆け付けるという毎日だ。採集活動は8~10人のグループで行われる。1人が崖の上に、2人が崖の底にスタンバイし、さらに煙を炊く係1人、ロープを引っ張る係3人、ハチミツとハチの子を採集する係3人といった具合だ。みんなの息がぴったり合わなければ、蜜が取れないばかりか大事故につながりかねない。
ターゲットとなるハチの巣は直径が2メートルを超える。巣の中にはハチが1万匹はいるという。養殖による蜜の採取ができないという貴重な蜜をゲットするためには、無数のハチとの格闘が欠かせない。しかも、ヒマラヤオオミツバチは非常に獰猛で攻撃性の高いミツバチなのだ。
獰猛なハチをかわして蜜をゲットする唯一の方法は、煙を炊いてハチを巣から一時的に遠ざけること。しかしこれが難しい。勢いよく燻してしまってはダメだし、煙が弱くなるとハチが帰ってきて攻撃を受け、作業が長引いてしまう。
ハンターたちが数々の危険を冒して採取した貴重なヒマラヤオオミツバチのハチミツ、一体どんな味がするのだろうか。
(情報源:http://www.chinanews.com/tp/hd2011/2018/05-21/818000.shtml)
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