ダイビング仲間たちの間で話題沸騰の、海底の“妖精”、コールマンピグミーシーホース。なんと台湾・台東の太平洋上の島、緑島の海底に現れた!
緑島石朗歩道の海辺から60mのところ(出典:台東県)
なんとも可愛らしい姿で海底に佇んでいるが、70台湾ドル(約260円)で防水性絵葉書を買って、水深11メートルのこのコールマンピグミーシーホース型郵便ポストに投函し、世界中の友人、家族に送ることができるのだ。
2018年5月4日の聯合新聞サイト、同5月7日のYahoo奇摩旅遊サイトなどが写真とともに紹介した。
純白のウェディングドレスで(出典:台東県)
台東県によると、コールマンピグミーシーホースは12年前に中寮港の沖で、その生息の形跡が発見され、以来“緑島の妖精”と呼ばれている。
緑島は、ダイビングの聖地とも呼ばれ、豊かな海洋生態環境とその視界の美しさで知られる。世界的に若者を中心にダイビングがブームになっており、緑島は中華郵政とタイアップして、この海底ポストの設置を企画した。
絵を担当した地元の小・中学生たち(出典:台東県)
海底設置の工事には、生態にも精通した専門のダイバーたちが集められ、1年あまりを要した。緑島の海洋風景が描かれた魅力たっぷりの絵葉書は、地元緑島の学校の先生・生徒たちが作成したもの。国内・国外とも共通で1枚70台湾元の絵葉書代は、郵便代だけでなく、緑島の海洋生態資源・生態環境の保護と地元の学校教育のための資金としても使われる。
ポストに入れられた絵葉書は、夏には週に3回、オフシーズンには週1回、ボランティアのダイバーたちが潜って集め、地元住民たちも協力して切手を貼って、世界中に発送する。届いた時には、この神秘的でファンタジックな絵葉書に感動の声が上がるだろう。
クローズドサーキットで泡なし潜水(出典:台東県)
ハート型の”海洋の心”も設置され、恋人同士の記念にも最適。緑色の海底のサンゴ?につかまり、ペラペラな感じで揺れるコールマンピグミーシーホースそのものを再現したこの郵便ポスト。最高にフォトジェニックなスポットでもある。
コールマンピグミーシーホースをなんとかして見つけたい、写真に収めたい、という熱いダイバーたちにもぜひ訪れてほしい。この“妖精”ピグミー・ポスト、スルー(穿越)はできない、ただし、しがみついたりしつこく絡みつくこと(糾纏)は厳禁。壊さないように大切にしてほしいし、また、専用絵葉書以外の“えさ”を与える(ポストに入れる)ことも禁止なのだ。
(情報元:https://tw.news.yahoo.com/真的寄得到-海底郵筒-綠島潛水新景點-095349816.html
https://travel.yahoo.com.tw/【驚奇景點】世界最深11米海底郵筒,從綠島寄出深-235935824.html
https://udn.com/news/story/11319/3124702)
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