“太め女子”がモデルとして活躍! 2017年9月27日の新浪網は、中国の大きいサイズ服のモデルとしてプロの道を切り開いた芷卉(Zhi hui)さんを紹介した。
大きいサイズ服のプロモデルの草分けに!(出典:新浪網)
芷卉さん、身長1メートル70、体重90キロ。幼い頃から、「太め」「デブ」と言われ続け、コンプレックスのかたまりに。人知れず涙をぬぐったことも。しかし、この道に入り、少しずつ自分を受け入れ、ついに“太め女子”の活躍の舞台を見つけた!
華やかな撮影現場(出典:新浪網)
2010年7月、当時大学生だった芷さんは、ネット上である大きいサイズ専門衣料ブランドが“太め女子モデル”を募集しているのを見つけた。恐る恐るのトライだったが、みごと合格、採用された。「恥ずかしかったし、ポーズの取り方もわからない。教えてくれる先輩もいなくて大変だった」と芷卉さんは語る。「一番つらかったのは屋外での撮影。道ゆく人が奇異の目で見るので、内心とても固まっていた」。
雨の日が続くと外での撮影ができず、1ヶ月分の撮影を1日で行うことも。そんな時同僚が肩をマッサージしてくれて「とても感激する」。
控え化粧室で仮眠することも(出典:新浪網)
中国には、大きいサイズ服モデルの専門養成所がない。「外国のモデルのネット動画を参考にし、家で自分で鏡に向かって動きを何百回も練習した。家族の意見も聞いたわ」。今は中国“太め女子モデル”のプロとして会社と年俸契約を結んでいる。
試作品の服を着ることも重要な仕事で、1日に100着を脱ぎ着することもある。また服の販売と撮影の時期は大きくずれ、ネット販売用ににアップされる写真は何ヶ月も前に撮影される。外で40℃近い真夏に秋冬物を着て、背中に汗を流しながら、快適そうな表情を見せなければならない。
新作服のPRライブ動画を配信したり、ファンからの質問に答えたり。“太め女子”の悩みやオシャレ相談にのることも。大きいサイズのモデルになるには、身長、体重が適切であること、太り方そして魅力的な目鼻立ちが大事だ。
自信を持ってオシャレを楽しもう!(出典:新浪網)
「痩せたいと悩むより、オシャレな服を着て、人とは違う魅力を見せることがステキ」。ダンナさまも仕事に全面協力してくれている。年齢的な負担も考えて、友達と大きいサイズの下着専門店をオープンさせた。100Eサイズの女の子向けのオシャレな下着を揃えている。
ダンナさまと歩きながら二人の視線がふと可愛い子供に行くことも。将来女の子が欲しいなと考えないではないけど、今はまだ仕事かな、と笑う。
(情報元:http://slide.news.sina.com.cn/slide_1_65716_204740.html#p=1)
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