“廃墟”ブームの昨今、台中の市街エリアにこんなおしゃれな旅館(じゃっかん日本風)が出現!
2018年6月16日の鏡週刊(MIRROR MEDIA)、同7月29日のJAZKOがその潜入・体験ルポ(報酬もらいの宣伝「業配文」や「スポンサー賛助体験」ではないとのこと)をアップした。それによると・・・
入り口はまあ、こんな感じ!?(出典:鏡週刊)
旧市街地エリアにあって、車だと、なんとなく通り過ぎてしまいそうなこの旅館(ホテル)、確かに外観は“廃墟”? しかし、中に入ってみると、旅館(ホテル)としての快適さをきっちり保っている。
吹き抜けはこんな感じ!?(出典:JAZKO)
50年の歴史?を持つ古い建物の外観を残して、室内は新しいものを取り入れた。このリノベーション設計・デザインはニュージーランドのデザイナーFearonHay氏による。
灰色と黒をコンセプトに、「廃墟・工業建築」感を打ち出し、緑色の植栽も散りばめて、空間に人間的な温かみを添えている。(今はまだその植栽が十分伸び茂りきっていない感はあるけれど)。
シンプルで清潔。シーツも枕も綿!で安心の寝室(出典:鏡週刊)
科学技術が人間性、テクノロジーがヒューマニティー、人らしさに取って代わり、生活するプレッシャーが人を息もできないくらいゼイゼイ喘いでいる感じにさせる今の時代、自然の美しさが徐々に重視されつつある。
自然を旧建築物に融合させ、大勢の人の美観に訴える、これは困難や制限を乗り越えて突破する挑戦だ。現実と芸術(アート)はいつも人に難しい選択をさせる。
左はキッチン、右は書籍もあるくつろぎスペース(出典:JAZKO)
ホテルの部屋全体が吹き抜けの中庭を囲むように作られ、どの部屋にも太陽光が差し込み、雨水の感覚も楽しめ、俗っぽい過多な装飾はなく、いわば原始の状態に立ち返る、森林のエコロジー。これぞ“廃墟”!!スポット。
左は中庭の下から上を見上げた感じ。右はエントランス(出典:JAZKO)
この“廃墟”旅館の名前は、SOF Hotel 台中植光花園飯店。
電話:04 2223 0880
住所:台中市中區光復路52號
15:00以降チェックイン
2018年に完成・開業したばかりなので、設備が整いきっていないところはあるが、入館して部屋に入ると、ホテルスタッフが台中市内の美食・景観スポット案内本をくれたり、安眠のためアレルギーに優しい素材を使っていたり、またバス用品はフランスのAQUOなどの心づかいが嬉しい!!
ぜひ、行って見ましょう。
(情報元:http://jazko.com/travel/hotel/sof-hotel/
https://www.google.co.jp/amp/s/www.mirrormedia.mg/story/amp/20180616tour001/
https://tw.appledaily.com/new/realtime/20180912/1426015/)
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