2017年10月13日温都網が美人アスリートの偉業を伝えた。
浙江省温州市出身、林荷琴さん24歳。このきれいな顔立ちからは想像しがたいが、彼女は今年カザフスタンで行われた世界総合格闘技大会52.2キロ級で金メダルに輝いた女性だ。
彼女は小さい頃から警察官に憧れ、体育学校へ進学したいという夢を持っていた。そして中学2年生の時、家族の反対を押し切り楽清体育学校へ入学し「散打」を学び始めた。「散打」とは実践的拳法の一種で、蹴り技、投げ技などが認められている競技だ。
林荷琴さんは足が長くて瞬発力も良く、すぐに温州体育運動学校からスカウトを受けた。そこで約2年間トレーニングを重ね、2010年に彼女は浙江省の大会で優勝を果たした。その後北京武装警察体育工作隊へ入隊し3年を過ごした。彼女のこれまでの「散打」の最高成績は全国5位。着実に力をつけ、2015年に彼女は華麗な転身を図る。MMA選手となり活躍の舞台をさらに広げたのだ。
彼女は一度、男性選手に鼻を殴られ手術を受けたことがある。鼻が曲がってしまうだろうと心配したのだが、殴られて曲がったのなら、もう一度殴られれば元に戻ると自分を慰めたそうだ。また、組み合いの最中に腕が反対側に折れ曲がってしまったこともあった。
「それ以降、私は辛い練習をさらに重ねました。すると歯が立たない相手はほとんどいなくなり、怪我をすることもだいぶ減りましたね。」と彼女は話す。
今、林荷琴さんは総合格闘技をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと考えている。そして自分の身を守れるように多くの女性に総合格闘技を学んでほしいと言う。これは犯罪を減らすことにもつながる。
彼女は栄誉におごることなく、新しい夢や挑戦が次々と浮かんでいるようだ。
(情報源:http://wendu.cn/2017/1013/676744.shtml
http://news.ifeng.com/a/20171011/52579964_0.shtml
http://news.qq.com/original/oneday/2903.html)
株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「24歳ツヨカワ女子がMMA世界王者に!」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。