2017年9月17日の騰訊スポーツによると、9月3日、ホンジュラスはロアタン島で閉幕したフリーダイビング世界大会で「中国のマーメイド」こと陸文婕選手が銀、銅メダルを獲得した。
国旗とカリビアンブルー(出典:騰訊体育)
フリーダイビングとは、酸素ボンベを背負わずに、ひといきで海深く潜る競技。陸文婕選手は、女子フリーイマージョン(FIM。足ヒレを装着せずにガイドロープをつたって垂直に何メートル潜れるかを競う)種目で銀メダルを、コンスタントウェイトノーフィン(CNF。足ヒレを装着せずに自身の泳力だけで垂直に何メートル潜れるかを競う)種目で銅メダルを獲得した。フリーダイビング世界大会で中国選手がメダルを獲得したのは初の快挙!
「中国のマーメイド」陸さんの今回のFIMの成績は、86メートル。陸さんは、これで同時に自身27回目となる女子単独種目の中国記録を更新した。陸さんは、驚くことに装備をつけずに481秒(8分1秒)閉息潜水できるという。
ロアタン島の緑をバックにした陸選手(出典:騰訊体育)
中国フリーダイビング女子の6種目の国家記録保持者である陸文婕さんは、もともとプロのスポーツ選手ではなかった。なんとアメリカ合衆国インディアナ州医学院出身の臨床薬理学博士なのだ。江蘇省の運河沿いの工業都市、常州市で生まれ、北京大学生命科学学院で学んだ。実験室で白衣を着る博士のイメージとは異なり、陸さんは、アウトドア派。大自然の中で過ごすのが大好きだ。フリーダイビングを始めた最初のきっかけは、水中の興味深げな生き物をより近くで撮影したいという想いからだった。陸さんは、卒業後ハワイに転居し、そこで医療・薬品コンサルタントの仕事をしながら、フリーダイビングの専門トレーニングを行っている。
世界から集まった選手たち(出典:騰訊体育)
フリーダイビング世界大会は、フリーダイビング競技種目の最高峰であり、世界のトップレベルの選手が参集した。中国からは、男女1名ずつの選手が出場した。
フリーダイビングは、息をしないで水中深く潜るエクストリームスポーツ。中国の素敵な女性博士が挑んで、中国に初のメダルをもたらした。
(情報元:http://sports.qq.com/a/20170917/011910.htm#p=1)
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