捨てるのはもったいない…磁器の酒瓶を5000本集めて美しい外壁を作った男性

2017年9月14日、騰訊網によると、遼寧省丹東市には中国名産の青花磁器の酒瓶5000本を貼り付けた外壁の建物がある。

 

 

 

青花磁器は、素地に絵付けをして透明の釉薬を掛けて焼いた磁器で、焼きあがると白地に青い文様が浮き出てくる。日本では「染付」と呼ばれる技法だ。

 

この青花磁器の酒瓶を5000個も使って外壁を作り上げたのは、劉暁奇さん。劉さんは食堂を経営しており、5000個のうち45%はお客さんが酒を飲んだ後に残った酒瓶なのだとか。残りは自分で拾い集めてきたものや、購入したものだそうだ。いくら食堂を経営しているとはいえ、2000個もの瓶を集めるにはかなりの時間がかかったことだろう。

 

 

劉さんによれば、酒瓶1本あたりのコストは約25元(約420円)とのこと。つまり、全部で13万元(220万円)の費用がかかっていることになる。劉さんは「磁器の酒瓶はリサイクルできない。粉々に砕かれるか、ゴミとして捨てられるかだ。自分はゴミを宝に変えようという思いでやっている。こうすれば環境への負担をある程度和らげられるし、鑑賞価値もあるしね」と語る。

 

 

劉さん曰く「これはまだまだ一部分。大きな目標は、世界初の酒瓶壁モニュメントや博物館を作ること。総工費の予算は60万元(約1020万円)あまり。できた暁にはギネス記録の申請をしたい」とのこと。完成が楽しみだ。

 

(情報元:http://news.qq.com/a/20170914/025865.htm#p=1

 

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