2017年9月12日の騰訊網によると、11日に湖南省の張家界でカラバオ翼装飛行世界大会が開かれ、命知らずの「翼装マン」たちが次々に宙を飛んだ!
「翼装飛行」というのは、字の通り、翼のついたウイングスーツを身につけて空を飛ぶもの。世界的には、ムササビ滑空とも呼ばれているスポーツだ。
今年の大会では、滑空飛行しながら山上の空間に置かれた発泡スチロールの的を何枚突破できるかが競われた。
今回の優勝者は、ブラジル出身のガブリエル・ロトさん。2回の滑空飛行で計90枚の的をバントした。中国の「翼装マン」、張樹鵬さんは70枚で準優勝だった。
張家界は、湖南省の絶景、世界遺産「武陵源」の一部である。カルスト地形の奇峰、渓流、滝などで知られる。2012年から毎年張家界の天門山で開かれている世界「翼装飛行大会」は、世界のウイングスーツ飛行(ムササビ飛び)コンテストの最高峰とされ、高いレベルを維持している。
2016年の第5回大会では、極限の飛行最高速度が競われたが、この時中国の選手として初めて大会に参加したのが、張樹鵬さんだった。張さんは、中国の「翼装俠」、「飛俠」と呼ばれている。勇気ある伊達男としての愛称だ。
このスポーツでは、飛行者は二つの翼のついているウイングスーツを身につけ、パラシュートを装備して、飛行機や熱気球、高い絶壁、高層ビルの上などから身を踊らせる。手足と胴の動きによって滑空方向をコントロールし、空中飛行して、ギリギリ安全の高度まで下がったところで、パラシュートを開き、穏やかに着地する。
理想の飛行状態に入った後の飛行時速は通常で時速200キロに達し、3メートル進むごとに1メートル下降している。
パラシュートを開くのは最後の最後であり、全体の大部分を占める滑空飛行の時間こそがこのスポーツの真髄であり、楽しさである。
(情報元http://news.qq.com/a/20170912/015808.htm#p=1)
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