2017年9月2日、騰訊網によると、河南省焦作市で世界規模の太極拳イベントが行われ、1万人の愛好者が同じ会場で太極拳の修練を行った。
中国伝統武術の1つとして、日本でもよく知られている太極拳。早朝の中国の公園で中高年の男女がゆったりとした太極拳の動きをしている光景をよく見かける。もともとは素早い動きで相手の攻撃をかわしつつ打撃を加えるれっきとした格闘武術なのだが、今では健康体操のイメージがすっかり定着している。太極拳は国レベルの無形文化遺産に認定されており、儒教や道教における太極、陰陽理論に基づいている。柔と剛、緩と急、軽と重のそれぞれを備えた武術であり、中国伝統医学にもその要素が取り入れられているのだ。
同市で9月1日から17日まで行われた「世界100都市1000万人太極拳デモンストレーション」イベントの一部として、同市温県では約5万人の太極拳愛好者を集め、県内の200カ所で一斉デモンストレーションを実施した。なかでも同県陳家溝太極拳文化国際交流センターでは、地面に描かれた巨大な陰陽マークの上で1万人の愛好者が一緒に太極拳の動きを披露した。
会場には中国人愛好者だけでなく、外国人愛好者の姿も見られた。イベントでは中国国内165都市のほか、海外25カ国の30都市でも同様の修練が行われ、参加者は1000万人にのぼる規模だったとのことである。
(情報源:http://news.qq.com/a/20170902/056051.htm#p=1)
株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「太極拳」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。