2017年10月2日、新華網によると、10月1日の国慶節(建国記念日)を祝う大型連休(8日間)を迎え、国内外の行楽地には中国人観光客が押しよせ、毎年恒例となった混雑ぶりを見せている。
毎年この国慶節連休が下半期最後の大型連休となるため、「民族の大移動」として春節(旧正月)連休と並び、国内外で旅行する中国人が話題になっている。今年は、中秋節が10月4日(旧暦8月15日)で、2つの連休が重なり、8日間の大型連休となっている。
中国国家旅遊局(中国国家観光局)によると、今年の国内観光客は昨年同期比10%増の延べ7億1千万人の人出で、観光収入は昨年同期比12.2%増の5900億元に達すると予想している。
日本でも話題となっているが、爆買い目的の旅行が落ち着き、旅行の質を重視するように変わってきている。世代にもよるが、ツアーなどではなく、個人で旅行計画を立てるフリープランや体験型の旅行を求めるなど旅行スタイルも多様化している。
海外だけではなく、国内の名所旧跡や自然をテーマとした景勝地などの人気も未だ根強く、混雑が予想されていても、やはり観光客が集中して賑わっている。各地で高速道路料金が無料になることから、マイカー旅行も定番化してきた。
また、上海では、最近の傾向として近郊の田舎暮らしを体験するレジャーが若者を中心に人気を集めている。都会暮らしの喧噪を離れ、休日をスローライフで過ごしたいというニーズが高まってきている。都市部では、こういう連休のときこそゆっくり休みたいと思う若者も多いようだ。
(情報源:http://news.xinhuanet.com/photo/2017-10/02/c_1121758491.htm)
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