10月2日、中国のニュースサイト「界面」によると、広州の高層集合住宅地で1万8000人規模の大宴会が行われ、道路いっぱいに赤い円卓が敷き詰められた。
道路いっぱいに敷き詰められた宴会の席(写真出典:騰訊)
7年の歳月を経て、広州市越秀区東部に位置する楊箕村の開発が完了した。当時、開発のために、家屋1496棟が取り壊され、立ち退きを強いられたが、楊箕村の人々が、またこの地に戻ってきた。その新たな門出を祝い、姚・李・秦・梁の四大家族が共に盛大な宴を開いた。
大賑わいの大宴会(写真出典:騰訊)
大宴会の準備は、2日前の9月30日より開始。「テーブルと椅子を並べるだけで丸一日かかった」と語るのは、現場の警備員。現場では、オレンジ色のティーシャツを着た調理スタッフが忙しく行き来していた。「スタッフは約1000人。バス数台で近郊の順徳区からやってきて、朝6時に到着。その後、休む間もなく仕事をしている」という。
高層集合住宅間の道路は、幅約70~80メートルあり、そこに円卓1800台、2万人分近くの宴会の席がセッティングされた。また、現場には、イベントステージや6つの調理場なども設けられた。
大宴会の準備をするスタッフ(写真出典:騰訊)
当日、ステージでは、唄や踊りのほかに、笑劇、漫才、マジックなども行われ、広東地方の伝統的演劇である「粤劇」の著名な俳優なども参加した。
附近の住民によると、「楊箕小区の人たちは、宴会をするとなると毎回とても賑わうが、今回は本当に驚いた!」という。楊箕小区では、ここ数日、毎晩のように賑わっており、少し離れた通りでも、宴の声が聞こえてきて、その熱気が伝わってくるという。
上空までその熱気が伝わってくる大宴会(写真出典:騰訊)
情報源:
http://www.jiemian.com/article/883152.html
http://gd.qq.com/a/20161003/003577.htm#p=29
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