33回目となる「HKTDC Food Expo 2023」が８月17日より開始された。このFood Expoはアジア最大の食品見本市と言われるもので、湾仔のコンベンション＆エキジビションセンターで「ビューティー＆ウエルネス・エキスポ」・「ホームデライト・エキスポ」・「ビューティー＆ウエルネス・エキスポ」・「フード・エキスポ・プロ」・「インターナショナル・ティーフェア」と共に開かれている。

湾仔コンベンション＆エキジビションセンターからの眺め

同時期に開催されているエキスポの案内

食に関する商談会の場としてバイヤーが多く集まるのが、17-19日まで開かれたFood Expo Pro。今年は多数の日系食品会社が日本各地より参加をしており、ジャパンブースが集まる周辺は常に多くの客が集まり大変混雑をして華やいでいた。

Food Expo Pro の日本ブース周辺の様子

また今年はコロナが落ち着いた事もあり、FOOD EXPOならではとも言える試食が大々的に再開された事も大きいだろう。各ブースとも自慢の商品を並べ、集まった人々は試食をしながら商品を検討していた。

また一般客が入場する大フロアは地元の大手企業30社以上が大型ブースを設置。来場者に向けて自社商品のアピールが行われていた。この会場では多くの地元企業が月餅の特売を行っていたが、これは例年中秋節の前に行われるFOOD EXPOならではの光景だといえる。人々は気に入った月餅を少しでもお得に入手するべく、大きな会場を行き来しながら吟味をしていた。

アイス月餅の大きなブースを出展している大手地元企業の様子

こちらは地元で愛されている日清のブース。FOOD EXPO会場でのみ購入できる福袋セットの前にはたくさんの人々が集まっていた。

カップヌードルの福袋セット

出前一丁の福袋セットに入っているタオルの紹介

FOOD EXPOの一般フロアは２１日まで入場可能。日本や香港地元企業のみならず、世界中のグルメやお酒・飲み物が集まる大がかりなイベントは食の香港ならではの大型イベントであろう。バイヤーのみならず一般客も入場料を払えば訪れる事ができるので、世界のグルメやお気に入りの酒やお茶に出会いに、出かけてはいかがだろうか。

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