今年再びブームが起こったタピオカにちなんで、台湾から続々とおしゃれなドリンクスタンドが日本に進出しています。台湾財務省2017年の統計によると、現在台湾のドリンクスタンドは2万店鋪を越えて、1年間10億杯のドリンクが売られたそうです。
これだけドリンクを飲んでいる台湾人ですが、実はタピオカミルクティーの他にも人気のドリンクがたくさんあります。タピオカといえば「ミルクティー」を思い出しますが、台湾では紅茶や緑茶にタピオカを入れて飲む人も多いです。また、ミルクティーのほかに奶緑(ナイ リュー/ジャスミンミルクティー)と烏龍茶ミルクティーも大人気です。自分の好みに合せてドリンクが作れ、バリエーションを増やすことができます。
先日、弊社は台湾のタピオカミルクティーに関するリサーチを担当させていただきました。
今日は日本ではあまり知られてない、台湾のドリンクスタンドで人気なドリンクを紹介したいと思います。
【シンプルだけど意外とベストマッチ 養楽多緑茶(ヤン ロー ドゥオ リュー チャー)】
養楽多緑茶は、乳酸菌飲料ヤクルトに緑茶を合わせたドリンクで、子どもから大人まで地元の人にこよなく愛される台湾ドリンクの定番です。ヤクルトのまろやかな味わいに緑茶の苦みがよく合って、すっきりとした味です。
家でも簡単に作れ、ほとんどのドリンクスタンドで販売していて、コンビニでも売っています。
(養楽多緑茶 出典:ネット)
【夏におすすめ、フルーツティーが大人気】
台灣は熱帯気候のため、一年中いろいろなフルーツが食べられます。旬のフルーツを入れるフルーツティー、「グレープフルーツ緑茶」、「パッションフルーツ緑茶」などは各ドリンクスタンドの人気商品です。その中で私がおススメしたいのは日本にも店鋪がある一芳の「水果茶」(シュイ グオ チャ―)とCOCO都可の「百香雙響炮」(バイ シアン シュアン シアン バオ)です。
日本では”フルーツティー”というと、果汁入りのものを連想しますが、一芳の「水果茶」は、台湾産のお茶をベースに、薄切りの金桔、パッションフルーツ、パイナップルなど新鮮な果物をたっぷり入れ、フレッシュ、爽やかなフルーツが楽しめます。
「百香雙響炮」はCOCO都可不動の人気メニューです。パッションフルーツティーにタピオカとナタデココを入れて、タピオカとナタデココの弾力のあるモチモチ感とパッションフルーツの粒々感が楽しめ、爽やかな味わいでスッキリ飲めます。
(左:一芳 水果茶 右:百香雙響炮 出典:ネット)
【ネットユーザーから一位に選ばれた 奶緑(ナイ リュー/ジャスミンミルクティー)】
2016年Daily Viewのアンケートによると、ネットユーザーが好きなドリンク第一位に選んだのは奶緑です。(ちなみに、タピオカミルクティーは7位です。)
ジャスミンの華やかな香りと緑茶の爽やかな風味が楽しめ、タピオカもトッピングとして追加できます。タピオカミルクティーとひと味違うジャスミンミルクティーにチャレンジしてみませんか?
(奶緑 出典:ネット)
台湾のドリンクスタンドはほとんどのお店で顧客の好みに合わせてトッピングの追加、氷の量や糖度が調整できます。タピオカミルクティーの本場で自分が好きなドリンクを見つけてみてはいかがでしょう。(フライメディア・カク ヨウシン)
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