FLY MEDIA BLOG

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2021.05.27
2021年版台湾のコロナ対策レポートその1

市中感染が台湾で広まり始め、警戒レベルが3に引き上げられてから調度10日間が過ぎ(現在5月26日)本日またレベル3の6月14日までの延長が発表された。先週は台北市、新北市中心に感染者が出ていたが、今週は既に南部の高雄や台南にまで感染が広がっている。コロナウィルスを押さえ込んだと言われていた台湾だが、変異型ウィルスの恐ろしさを日々感じるようになった。

 

筆者が住んでいる新北市は最も感染者が多いエリアで既に累計2000人以上の感染者が出ている。身近な人にも感染者が出るようになり、今になって日本で生活する人々の大変さが分かるように思える。

 

雙北(「シュアンベイ」二つの北と書いて台北市、新北市を意味する)で感染者数が多いエリアが台北で最も歴史のある寺院として知られている龍山寺がある萬華「ワンホァ」エリアだ。ここには茶芸館や茶室と呼ばれる店が存在する通りがあり、そこを震源として感染が一気に広がったと言われている。茶芸館といっても実はお茶を飲むだけではなく、女性が(主に)中年男性を酒と共に接待するサービスが組み込まれており、中には不法労働の外国人女性が掛け持ちワークとして大勢働いているのだ。この女性から感染が広まり、やっかいな事に逃げ出した不法労働者達が各地で感染を広めているのではないかと言われている。

 

 まだまだ台湾には課題が山積みのようだ。しかしながらここまで感染が広まってしまったからにはぜひスピードのある制作でコロナを封じ込めて欲しい。

 

現在台湾では店に入る際に自分の電話番号と名前を記録する「実名制」が実施されている。

 

店の前に置かれたQRコード

 

これをスマートフォンで読み取ると

 

画面には店舗の番号などが表示される

 

スマホのカメラで読み取るだけで、自分の入店記録を簡単に残す事ができるシステムを導入し、現在ほぼどこの店でもこの方式で入店する事ができる。

 

先週は品切れになっていた抗菌グッズもまたすぐに補充されていた

 

飲食店はクラスターの発生を防ぐ為に各店舗持ち帰りを推奨するようになり、テイクアウトで割引になるサービスを実施する店も。

 

テイクアウトで1割引サービスのレストラン

 

こちらの店もテイクアウトで割引サービス

 

25日現在は台北、新北どちらのエリアでも飲食店の店内利用は禁止され、全ての飲食店がテイクアウトのみとなった。

 

市中感染が始まってから1ヶ月も経たないうちに生活スタイルががらりと変わった台湾。先週末は総統からのステイホームの呼びかけもあり、町中があたかもロックダウンをしているかのように誰もおらず静まり返っていた。「自主ロックダウン」とも言われるような台北、新北市民のコロナへの取り組み姿勢を見ていると、早期の感染押さえ込みも夢ではないのでは?との少しの期待が持てる。ぜひともまた感染を抑え込み、台湾のコロナ政策が海外から称賛される日が来て欲しいと願うばかりだ。

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