2017年12月28日、捜狐網によると、陝西省西安市に絶品麺を作り出す麺職人がいる。
南吉祥さんのお店は粉ものを提供していて、近所の人だけでなく、南さんの麺が食べたくてわざわざ来る人もいるという。南さんは麺職人になって18年が経つ。彼が長年の経験からたどり着いた道具は2.5メートルにも及ぶステンレス製の麺棒だ。
「生地を伸ばすにはかなりの力がいります。木製と違いステンレス製の麺棒なら折れる心配はないし、2.5メートルもあって私の大きな麺台にはちょうどいいんです。これでやるとコシのある麺が出来るんですよ。」と話す。
南さんの朝は早い。6時前には起きて店を開け7時を回ると南さん夫婦以外にお婿さんも加わる。「まず粉と水をしっかり混ぜ合わせ、柔らかくて弾力のある生地を作ります。9時になるとお客さんが入り始めますね。」
作業は分担して行う。生地作りは南さん、お婿さんは生地を伸ばす最初の段階を担当し、その生地をさらに南さんが薄く引き伸ばしていく。そして奥さんが麺を切り分ける。3人の機敏な動きとあうんの呼吸あってこそ、美味しい麺が出来上がるのだ。
「麺づくりは力仕事です。こねる、引き伸ばす、どの作業も疎かには出来ません。作業工程が多く手の込んだ仕事ですよ。」
現在、近隣で手作りにこだわっているのは南さんのお店だけになってしまった。
「儲からないけど、手作りをやめるつもりはないです。この地域のお年寄りのソウルフードですから、食べないではいられないですよ。街の方では台所も狭く、麺作りなんて手間がかかって面倒でしょう。だからぜひうちのお店へ来てください。美味しいよ!」と最後はお店のPRも忘れなかった。
(情報源:http://www.sohu.com/a/213331654_737391)
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