2017年11月16日騰訊網によると、吉林省長春市の病院で政府の援助によって減量に取り組んでいる男性がいるという。
3歳の頃の写真を見せる何超さん(出典:騰訊網)
吉林省松原市長嶺県で生まれ育った何超さん42歳。10数年前に父親が亡くなり、彼は母親と一緒に生活している。
「小さい頃から私は食欲が旺盛で、5歳で肥満児でした。8歳の時には65キロありました。」小学生の時はみんなから笑い者にされたという。父親が生きていた頃は収入もあったので肥満治療薬も試したが、結局リバウンドしてしまったそうだ。
昔から自分の体形がコンプレックスだった何超さんは写真を撮るのが嫌で、彼が持っている自分の写真は10枚にも満たない。
ころころしていて可愛いが、確かに目立っていただろう(出典:騰訊網)
中学に上がると彼はお昼を抜き、時には朝食も食べず、夜空腹でご飯を3杯食べることもあった。彼の体重は中学生ですでに110キロに達しており、最も重い時は210キロもあったそうだ。
毎日なんと100個の風船を膨らます(出典:騰訊網)
今、彼は呼吸機能のトレーニングで毎日風船を膨らます。さらにカッピング療法や鍼、食事指導によって半月ちょっとで約8キロ体重が落ちた。
担当医は「入院した際の体重は188.9キロでした。心肺機能をはじめ各器官の生理機能は低下し、下肢関節に問題を抱え脂肪肝もありました。」と話している。今後は胃切除術などを行い減量させる計画だ。
母親はわずかな蓄えを切り崩し、息子に付き添っている(出典:騰訊網)
何超さんの肥満治療にかかる費用は総額約260万円。彼の家は貧しく治療を受けるなどとうてい不可能だった。しかし彼は生活保護家庭の自立支援受給者だったため、今回援助が受けられたのだ。
正直、中国でこれほど手厚い援助体制が整っていることに驚いた。今回の手術が成功すれば日常生活が普通に送れるようになり、就業も可能になるはずだ。自立への大きな一歩となるのは間違いない。
(情報源:http://view.inews.qq.com/a/20171116A0BWI800)
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