夜の海に浮かび上がるブルーのイルミネーション。幻想的な海の美観が今、台湾の離島で思い切り楽しめる! 2018年5月11日の「Yahoo奇摩新聞」などが写真と記事をアップした。
金門の青い星の砂(出典:自由新報)
藤沢や京都の海岸で観られることもあり、その貴重な写真がアップされてファンを魅了しているこの現象は、赤潮の原因となる海洋性プランクトン「夜光虫」ー渦鞭毛藻(うずべんもうそう)によるもの。
渦鞭毛藻は、海風や波の刺激を受けると、蛍のように淡いブルーに発光し、時として、海と陸のはざまに「青い星の砂」として現れたり、また「海の青い涙」と呼ばれる景観を作り出す。
恋人と観るなら金門の慈湖海岸!?
CNNにより、世界の絶景15にも選ばれたことのある馬祖島、金門島のこの「青い涙」現象は、例年3月から9月のあいだに現れ、特に4月から6月には数多く観られる。
馬祖と金門では実は、海岸の地形が大きく異なる。馬祖の海岸は岩やがけが多いので、「青い涙」を遠景で眺めることになる。金門は、砂浜が広がっているため、海辺に立ってまじかに観ることができ、また、海水に触れて、まさしく「涙」を手ですくうこともできるのだ。
「青いビールの海」とも呼ばれるー馬祖(出典:新頭殻)
馬祖では、観光客のために毎晩6回のツアーが催されている。1回のツアーはだいたい20分。救命衣をつけ、ガイドが案内する。参加費用は一人あたりNT$300(約1100円)。南竿、北竿、東引島などのスポットで鑑賞できる。
金門でオススメの海岸は、慈湖、水頭、後湖、尚義、成功南など。リアルタイムの情報は、Facebook「金門藍眼淚」でチェックできる。金門県撮影学会の許進西理事長が立ち上げたもので、写真もたくさんアップされている。民宿「幸福樹舎」のご主人「阿弘」さんに連絡するのもOK。
馬祖の「青い宝石」=Chen Ray Yi撮影(出典:新頭殻)
満月など月の光が煌々とさす夜は避けるため、足元は暗いので、携帯ライトを所持し、一人ではなく友達など誰かと一緒に行くこと。滑らない靴をはく。また、刺激を与えてより光らせようと石などを投げ込むのは厳禁、ゴミの投げ捨てはもちろんNGとのことだ。
離島での海の「青い涙」に感涙! 一生に一度は体験したい。
(情報元:https://tw.news.yahoo.com/有片-季節限定-藍眼淚-大爆發-前往金門馬祖探索銀河般海景-080000094.html
http://newtalk.tw/news/view/2018-04-18/121341
http://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/2393931)
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