2018年6月9日午後9時、青島国際帆船センターで、上海協力機構(SOC)青島サミットのレセプションパーティーが開かれ、各国のゲストを盛大な光と花火の演出で出迎えた。
青島国際帆船センターは2008年北京オリンピックのセーリング競技会場となった場所だ。
オープニングセレモニーの総監督は映画監督の張芸謀(チャン・イーモウ)、総合プロデューサーは照明デザイナーの沙暁嵐が担当した。2人は2008年北京オリンピックでも活躍したコンビだ。準備には半年もの時間が費やされ、発展目覚ましい中国の風格が漂う、会場となった山東省の特色が打ち出された、盛大なセレモニーとなった。
「有朋自遠方来(ともあり遠方より来たる)」というタイトルがついたセレモニーは第5章から成り立っており、天をスクリーンに、海をステージに、街をバックに壮大な演出で見るものを魅了した。会場だけでなく、海岸沿いにそびえ立つビルをも使い、街ごと色とりどりに輝かせたのだ。
【第1章 天涯明月】
ここは海?それとも天の彼方なのか?神秘的な空間を演出。
【第2章 斉風魯韻】
音楽、照明、踊りを融合させ、山東の艶やかな文化を上演。
菏澤市の特産物「菏澤牡丹」や泰山の絵巻などが、街のビルにも映し出された。
【第3章 国泰民安】
国民が主役の社会をアピール。
人々の笑顔をビルに投影したプロジェクトマッピングで、笑顔あふれる街を演出。
【第4章 築夢未来】
科学技術を屈指し、未来を創造。
レーザーライトと照明による演出で、近未来感たっぷり。
【第5章 命運共同体】
最後はチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」に合わせ、四季をテーマにした花火が打ち上げられた。
青島の立地を生かした、中国のスケールの大きさを感じさせる今回のセレモニーは、各国の首脳たちに国力を存分にアピールできた機会となったことだろう。
(情報源:http://slide.news.sina.com.cn/c/slide_1_2841_283453.html#p=1
http://news.cctv.com/2018/06/09/ARTIjis2dsOBPqCW2ty0zyJP180609.shtml
http://www.ctdsb.net/html/2018/0611/phenomenon158747.html
http://www.dzwww.com/shandong/shandongtupian/201806/t20180610_17472804_2.htm)
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