海外メディアから一生に一度は行くべきスポットに選ばれ、国内外から注目されている台中の「高美湿地」をご紹介。ここはアジアのウユニ塩湖!鏡張りの絶景が堪能できるのだ。
風車もあり、ロマンチックな夕暮れ時(出典:連合新聞網)
「高美湿地」は野生動物の保護区でもあり、絶滅の危機に瀕した珍しい植物、雲林莞草も生息している。
「高美湿地」には長く続く木の桟道があり、桟道の両端は立ち入り禁止区域となっているが、桟道の上からはかわいいカニがたくさん見られ、桟道の端まで来ると、ようやく人が足を踏み入れることが出来る。
地平線まで続くかのような長い桟道(出典:連合新聞網)
台中市政府農業局によると、林務局が台中市海岸資源漁業発展所を援助し「湿地型保護区経営管理計画」を推進。2012年から2016年の間、台中東海大学に依頼して「高美湿地」の生態調査を行った。
その結果、桟道完成後、雲林莞草の生長は回復を見せ、湿地に生息するカニの種類は環境改善によって構成比に変化が生じたが、種の減少は起きていないことが明らかになった。
水が満ちるとこんな感じ。桟道の上は気持ちが良さそうだ(出典:連合新聞網)
その他にも桟道入口に観光入込客数の看板を設置して交通整備に役立てたり、防波堤を設置して陸ガニの産卵を保護し、生存率を上げたりするなどの努力をしてきた。
台中市交通局はバスを6路線開通させ、観光客が高鉄台中駅、台中火車駅及び清水火車駅から「高美湿地」まで簡単に行けるようにした。行き帰り毎日合計144本運行している。
また周辺には小型車、大型車、オートバイなどを含め計814台の駐車場を整備し、渋滞が起きぬよう交通整理も行っており、レンタル自転車のiBikeの利用も可能。
休日は、駐車場から「高美湿地」入口まで、10分おきに無料のシャトルバスを走らせるという手厚いサービスだ。
生態系保護と交通サービスの充実をうまく両立させ、観光名所として有名になった「高美湿地」。
あなたが見たいのは水面に映る爽やかな青空?それとも美しく輝く夕日?
都会の喧騒を忘れるようなひと時を過ごしに、出かけてみてはいかがだろうか。
雄大な自然に包まれ、帰りの時間を忘れそう(出典:連合新聞網)
(情報源:https://udn.com/news/story/7325/2638560
https://udn.com/news/story/9639/2421905
https://newtalk.tw/news/view/2018-04-14/120894
https://newtalk.tw/news/view/2018-04-06/119962)
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