FLY MEDIA BLOG

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2020.02.10
ミニチュアを通して香港カルチャーに触れてみよう

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昨年以来多くのイベントや行事がキャンセルとなり、明るい話題が少なめの香港。

そんな時はミニチュア展示を通して香港の市民生活やカルチャーを覗いてみる、というのはいかがだろうか。

 

この数年色々な場所で香港に関するミニチュア展が開催されている。現在行われているものは「富衛保險:惜於微時 — 香港故事縮影展」展というもの。旧水上警察の歴史的建築物を再利用して造られたハウス1881で、香港ならではのイベント行事・昔ながらの市民の生活の様子や特色あるカルチャーなどをピックアップした展示を行っている。

 

こちらは古きよき香港の街とそこを走る市民の足トラムやミニバスの様子。

 

香港ミニチュア展

現在は高層ビルだらけの香港も、昔はこのような低層ビルが多かった

 

また、古きよき香港時代の一般市民が訪れた食堂、駄菓や、雑貨屋、映画館などの様子も細かく作らこまれており、見ていて興味をそそられる。

 

香港ミニチュア展

雑貨店の様子

 

香港で行われてる人気の行事も再現されている。こちらは今も多くの地元民や観光客が詰め掛ける、火龍の舞の様子(ドラゴン・ファイヤー・ダンス)。第三次国家級無形文化遺産リストに登録されているイベントで、1年の健康や幸せを願い3晩火をまとった龍が踊り続けるものだ。

 

香港ミニチュア展

何万本の線香をまとった火龍が踊り狂う

 

また、香港ならではのカルチャー「打小人」の展示も行われている。打小人とは、自分に害をもたらす人たち(小人)に代わるものを、靴で叩きいて追い払ってもらうという悪運を遠ざける儀式のようなもの。この打小人はコーズウエイベイ地区の“悪を追い払うのに良い”とされる場所で今も行われている。

 

香港ミニチュア展

打小人の儀式の様子

 

香港ミニチュア展使われる靴の展示

 

香港ミニチュア展儀式で利用される小物

 

悪運を運ぶ人を靴で叩いて追い払うというと日本では考え難いことに思えるが、人目につく街中でごく自然に行われている。こういったカルチャーを知り、それから自分の足で香港を歩いて実際に見て歩くのも面白いかもしれない。

 

 

富衛保險:惜於微時 — 香港故事縮影展

開催日 2020年3月8日まで

時間  11:00 – 21:00
場所  HOUSE 1881, Tsim Sha Tsui

 

(文/写真 香港コーディネーター 矢島園子)

 

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