香港映画界で最も名を知られる一人が、ブルース・リー(李 小龍)であろう。香港に興味がない人であっても、その名前や彼の代表作の映画の名前を一度や二度、耳にしているはずである。1973年に惜しまれながらこの世を去った後も、彼の映画や生前の彼に纏わる場所などは永遠に語り継がれ、訪れる人々が後を止まない。
そんなブルース・リーの銅像は他の永久不滅の香港エンターテンメント界のスターたちと共に、星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)に飾られている。そして世界中の観光客やブルース・リーのファンたちに人気の彼の銅像が、この度化粧直しをした。
ブルース・リーの代表作の一つである映画「ドラゴン危機一発」で着用していた白シャツ姿に変身したのである。
こちらが新しく生まれ変わったブルース・リーの銅像。
映画の中の姿そのままで、ただのブロンズ像よりずっと本物のように見えててしまうのは、気のせいではないはずだ。
ちなみブルース・リーの銅像が着用しているこの白シャツは、「利工民」のもの。「利工民」は約100年の香港の下着メーカーで、かつての香港では労働者からブルース・リーまで誰もがこの会社の下着を愛用していたと言われている。
今回ブルース・リーの銅像の着せ替えを発案したのは、「ブルース・リー・クラブ」と「利工民」であるとのこと。素晴らしいコラボレーションの実現とあいまった。お馴染みのヘンリーネックシャツを身にまとったブルース・リー像はファンならずとも一見の価値がありそうだ。
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