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2024.06.03
重慶市の団地で「黒科技」リサイクルボックス設置、住民の意識高まる

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■重慶市内の団地で進むスマートリサイクルボックス設置

重慶市永川区では近ごろ、区内の団地にスマートなリサイクルボックスを設置する動きが進んでいる。WeChat(微信)アプリを使ってボックスに掲示されているQRコードをスキャンすると投入口が開き、あらかじめ平らに潰した段ボールを画面の操作説明に従って投入すると、センサーが投入を感知してアプリに紐づけされた口座に「環境保護金」が入金される仕組みで、コードのスキャンから入金までわずか3分というスピーディーさハイテク感により、住民の多くが積極的にリサイクルに参加するようになったという。

 

同区ではゴミの分類とリサイクルを促進するために「ゴミ分類+インターネット+インテリジェントリサイクル」の新モデルを模索。団地、公園、学校などにスマートリサイクルボックスを設置する計画を進めている。今年1月には、永川区物件管理協会が地元の廃棄物資源総合利用会社と提携して団地258カ所にリサイクルボックス800台を設置する計画だ。

 

■安全性と環境保護に配慮したさまざまな「黒科技」を搭載

団地に設置された緑色のリサイクルボックスには「黒技術」(ブラックテクノロジー)が凝集されている。自動投入やセンサーによる投入口の自動開閉、投入口への手の挟み込み防止センサー、自動計算、環境保護金の正確な計算、内部容量オーバーフロー警告、煙による火災探知といった基本的な機能に加え、ビデオ監視システムや温度センサーによる消防システム、温度と湿度検出システム、インテリジェント照明などのスマートな機能も備えており、安全性の確保と同時に省エネや環境保護にも配慮されている。

 

■廃棄物を大幅削減、住民の意識も大きく向上

内部容量オーバーフロー警告では、リサイクルボックスの容器が満杯に近い状態になると、バックグラウンドシステムが回収車の出動を自動で請求する。呼び出された回収者がボックス内のリサイクル品を積んで選別センターに運び、センター内で100程度もの種類に細分化されて再処理、無害化され、最終的に資源のリサイクルが実現される。現在の運用データによると、従来に比べて廃棄物が70%削減されたという。リサイクルボックスの設置以降、団地内のごみのポイ捨てが減少するなど環境衛生が大幅に改善されたほか、住民のごみの分別、リサイクル意識もかなり高まったとのことだ。

 

3月26日から5月9日までの間に同区内にある63の団地に108個のリサイクルボックスが設置され、1万9842人が計約5万回不要物を投入。投入された約350トンのうち約240トンのリサイクルを実現した。同区では6月末までに、街路、学校、オフィスビル、公園などに約1000台のリサイクルボックスを追加設置する予定だという。

 

(出典:https://baijiahao.baidu.com/s?id=1799022796314655908)

 

 

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