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2024.06.03
ドローン故障時の緊急自己救助システム、山東省の大学生研究チームが開発

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■ドローン普及の一方で、事故リスクへの懸念も強まる
手軽で高性能な無人飛行機、ドローンは今やさまざまな分野に応用されており、その数はますます増えている。一方で飛行中に突然トラブルが発生して墜落するリスクは完全になくすことはできず、地上の物や人に衝突すれば大きな事故にもなりかねない。中国山東省の山東航空学院飛行学院の大学生研究チームがこのど、ドローンのスマート緊急自己救助システムを開発。ドローンによる事故発生率を約30%低減することに成功した。

 

中国では今年6月1日よりドローンの安全に関する新たな国家規格が実施され、ドローンに緊急着陸や落下傘システムといった緊急対処機能を搭載することが求められるようになる。ただ、この分野の研究開発は余り進んでおらず、世界的にいまだに初歩的段階にあるという。

 

■大学生チームがドローンの緊急安全システムを開発
同大学の学生チームが開発した緊急自己救助システムではまず、姿勢の安定性を高めるための視覚システムを搭載し、飛行中の機体をさらに安定させると同時に各種障害物を確実に避けられるようにした。また、ドローン本体から独立した電源を持つ落下傘制御システムを開発するとともに、複数のセンサーによる故障検知・制御モジュールを利用して飛行状態を随時監視し、異常時に落下傘が開くようにした。さらに、中国独自の北斗測位システムと5G通信を駆使した正確かつリアルタイムな追跡システムを開発、複雑な環境下でもドローンを追跡し、落下地点を特定して回収できるようにした。

 

■高い汎用性とカスタマイズ性、事故発生率が30%低減
チームの指導教員によると、このシステムはさまざまなモデルのドローンに対応可能で、落下傘や逆推力の装置もカスタマイズができるという。計測テストでは、故障識別率は90%に達し、事故発生率も約30%低減した。異常を検知して落下傘システムが開くまでの時間はわずか約1秒、逆推力システムも1秒足らずで作動して20%の減速効率が実現された。さらに、衝突ダメージ軽減のためのエアバッグも備えており、エアバッグが飛び出す時間も3秒以内とのことである。

 

同大学で2020年よりドローンの緊急自己救助システム開発に取り組んでいる。今回開発されたシステムはすでに同省内の関連企業に導入されているとのことで、今後ドローン関連産業がさらなる発展を遂げるのに伴い、ますます広範なシーンで利用され、市場も大きく拡大することが期待されている。

 

(https://sghexport.shobserver.com/html/baijiahao/2024/05/07/1315890.html)

 

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