8月22日の紅星新聞によると、連日ネットで広西チワン族自治区桂林市全州県にあるごく普通のビーフン店が話題になっているそうだ。決して特別なビーフンを出しているわけではない、店先の柱に貼ってある「臨時休業のお知らせ」が普通とちょっと違ったからだ。
お知らせの内容はこうだ。「お客様各位 清華大学へ息子を送るため、8月20日から24日までの5日間、臨時休業させていただきます。25日から通常営業いたします。ご承知ください。」
店長の息子、唐超さんは今年の大学入試で656点をマークし広西チワン族自治区で64位の成績を取り、見事清華大学土木工学科の入学資格を得た。9月から新学期が始まる。息子を名門大学へ入れたビーフン店の店長、唐徳尽さんは「息子が清華大学へ合格し、親戚や友人たちみんなが喜んでくれました。お店の休業は申し訳ないけれど、どうしても息子を見送りたくて一緒に北京に来ました。23日は大学の入学手続きがあるんですよ。」と話している。彼は、まさか自分の書いたものがネットで話題になるとは思ってもみなかったそうだ。
ネットでは多くのユーザーが唐さんの書いたお知らせに「いいね!」をし、このようなメッセージを残している。「平凡なビーフン店の店長が、清華生を育て上げたなんて、大したものだ。」唐さんのお知らせは受験を控えた若者や親たちはもちろん、夢を持つ多くの人たちに希望を与えたのかもしれない。
情報源:http://news.qq.com/a/20170822/011831.htm#p=1
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