コロナ感染者の高止まり期を抜け出したのでは?と言われている台湾。海外からの観光客の受け入れも始まり、徐々に活気を取り戻しているようだ。
来月7日には更なる緩和も発表された。感染者は7日間の隔離と7日間公共の場へ足を運べない自主的健康管理期間「7+7」が必要であったが、緩和後は簡易キットで陰性であれば健康管理期間を入れず通常の生活に戻って良いというもの。更に宗教イベントやツアー旅行、スポーツジムなどではワクチン3打接種証明が必要であったがそれも廃止され、店や公共施設などに入る際に強制的に計られていた体温の検査も撤廃されることとなった。
確実にコロナ前の日常生活が戻りつつあるが、日本と同じように冬に向けてのインフルエンザとの同時感染が心配されている。
今回のブログはコロナと同じく注目されていた、台湾のプラスチック削減政策の現在についてレポートしよう。
コンビニの入り口にはマイカップで5元割引の知らせが
ビニールの買い物袋配布の廃止やドリンクチェーンやファストフード店でのプラスチックストローの廃止を日本よりもはやく実施した台湾。現在更なるエコ対策としてプラスチックカップのゼロ化を目指し、マイカップの使用を推進している。
筆者もファーストフード店にてマイカップを使用してみた
オーダー時、カップから溢れそうなほどのスレスレにコーラーを入れられてしまい非常に戸惑ってしまった。しかし考えてみると…セットメニューをオーダーした際のドリンクのサイズの量と渡したカップの大きさに差がある場合、客から「足りない。」というクレームがつかないようにだという事に気がついた。ネットニュースによると客が持ってくる様々なカップに店員サイドも苦労をしているようだ。
このマイカップ制度、クレーム大国日本では難しいのかもしれない…。
テイクアウトにはこのような蓋付き容器を持ってくる人も
家に持ち帰るのであればこのように氷なしで入れてもらうのはとても賢い方法なのかもしれない。
これから増えるであろうレンタルカップ返却マシン
大手コンビニチェーンでは現在レンタルカップの貸し出しも実施している。アプリと連結させて返却マシンのある店ならどこでも返却可能とのことだがまだ台湾では設置店舗が少ないので普及するのはこれからであろう。
どんどん進む台湾のエコ対策にぜひ注目したい。
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