その名も、”握り寿司モアチー”!(中国名:握寿司麻糬)、100年の伝統。
2018年9月14日、美食(グルメ)サイト「食尚玩家」によると、台湾宜蘭(イーラン)の老舗モアチー「游家麻糬米糕」が、若干涼しくなった今、静か〜に?営業開始した。
1902年創業、百年の歴史を誇る(出典:珍妮特的精彩人生)
台湾のモアチー(麻糬)といえば、日本のお餅(もち)のようなもの。もち米を蒸して、練って作る。
台北の行天宮の「不老モアチー」、台東の「陳家モアチー」と並んで有名なのが、宜蘭(イーラン)のこの「握り寿司モアチー」だ。
上にシャリのような米糕、下にモアチーこと麻糬(出典:宜蘭丫欣的美食日誌)
ジモティー(地元民)の小さな頃の記憶の中に、おじいさんが頭に載せた竹ざるをこの握り寿司モアチー「麻糬米糕」でいっぱいにして、手にした木の棒で支えながら呼び売りする、沿道や廟(寺院)の前でのその情景はノスタルジックそのもの。
お醤油ならぬ落花生粉につけて食べる!(出典:宜蘭丫欣的美食日誌)
「游家麻糬米糕」店は4代続く老舗だ。インスタやFB用に作ったのではなく、百年前からこの握り寿司風のモアチーがブランドなのだ。
防腐剤を入れず、その日にその場で搗いて、その場でこねて、その場でにぎる。夏場は特に暑いので腐りやすい。品質保持を考えて、夏場は中秋節前後まで店はしばしのおやすみだ。
このところの涼しさを受け、こっそり?でもないが、営業を始めた。が、営業時間は朝08:00〜売り切れるまで。だから、急げ!なのだ。お店の情報は、FBでチェック可。
緑豆、ごま、抹茶、里芋などあんに凝った新製品も(出典:珍妮特的精彩人生)
宜蘭(イーラン)は台湾北東部にあり、沿岸沿いまで山地で不便だったが、今は台北から北宜高速道路の雪山トンネルの開通により車で3、40分。
沖合には、亀山島があり、船で行って上陸観光もでき、周辺ではイルカウオッチングも楽しめる。
海鮮も美味しく、温泉もあり。
日本の各旅行会社のサイトや旅行者のブログでも紹介されいているので、必見!
(情報元:https://supertaste.tvbs.com.tw/topic/article/311194
http://janetchen0707.pixnet.net/blog/post/462369827)
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