ニュース

ニュース

2022.05.04
中国で最も金持ちの都市をリサーチしてみました!

お問い合わせはこちらお問い合わせはこちら

皆さんは、中国で最もお金持ちの都市がどこかご存知でしょうか?

第一財経新聞が、各都市の金融機関の2021年末の各種預金残高を比べて、現時点で中国で最も金持ちの都市を発表しました。

 

2021年末の総資本額上位20都市

出典:https://baijiahao.baidu.com/s?id=1729168471798569969&wfr=spider&for=pc

 

データによると、トップ3は、北京、上海、深センの順で、その資本金の総額は全て110,000億元(約220兆円)を超え、トップクラスとなっています。この3都市は、中国の3大国家金融センターでもあり、3都市とも国家的なファクター市場、証券取引所などの取引システム、大手銀行、証券、保険、ファンド、信託などの大規模金融機関の本部があります。

 

そのうち、北京2021は市内の金融機関(外国人投資家を含む)の内外通貨建て預金残高が199741.5億元(約399兆円)となり、年初から11659.9億元増加し、200,000億元の大台に接近、引き続き第1位の座を維持しています。

それだけでなく、北京の現代サービス業やハイテク産業の発展は非常に顕著で、そこで働く人々の所得水準は高く、家計の預金も高いです。データによると、2021年末の北京住民の預金は48744.3億元に達し、同年の居住人口から計算すると、北京の一人当たりの世帯預金は初めて20万元(約400万円)を超え、222,700元となったそうで

 

上海は、中国の都市部の中で最も人口が多く、多国籍企業だけでなくSSEなどの金融機関も多く、本社経済、研究開発、イノベーションなどが顕著で、資本が多く集まっている都市であります。データによると、2021年末時点で、上海市の中国系および外資系金融機関の国内外通貨建て預金残高は175,831.08億元(約352兆円)で、年初より19,966.51億元増加、貸付残高は96,032.13億元で、年初より11,390.73億元増加しています。

 

華南地区の深圳も資金総額110,000億元を突破し、引き続き3位をキープしています。12月末時点で、市内の金融機関(外資を含む)の内外通貨建て預金残高は112,545.17億元(約225兆円)で、前年比10.4%増となります。金融機関(外資を含む)の国内外通貨建て貸付残高は77240.78億元で、13.6%増加しました。

 

深センに次いで、同じく華南地区の一級都市である広州が74,989億元(約150兆円)で4位となり、成長率は10.6%です。中国(深セン)総合発展研究所の副所長、智庫研究情報部門の責任者である鄭宇劼氏によると、元々広州の産業構造は四大一級都市の中でも古くて重いものでしたが、ここ数年、生物医薬や新世代情報技術などの新産業が急速に発展することを含めて、広州の産業構造は急速な変革を遂げ、産業力も高まっています。

 

5位の杭州は、数ある新一級・二級都市の中で唯一、総資本が50,000億元(約100兆円)を超える都市です。2021年末の市内金融機関の内外通貨建て預金残高は61,044億元(約122兆円)で、12.5%増加しました。杭州の資金総額が大きいのは、一方では近年のデジタル経済の急速な発展と関係があります。2021年、市内のデジタル経済中核産業の付加価値は4905億元で、前年比11.5%増、2年間の平均成長率は12.4%;デジタル経済の中核産業の付加価値はGDPの27.1%を占め、前年度と比べ0.5ポイント増加しました。

一方、杭州は浙江省の省都で、中国で4番目に大きな経済省を代表し、民営経済が非常に発達し、一人当たりの所得も高いです。また、省都には最高の教育や医療などの公共資源が集中しており、省内の資金などが大量に杭州に集結しています。

 

成都、重慶、南京、蘇州は6〜9位で、この4都市は総資本40,000億元台の階層に位置し、その差は比較的小さいです。直轄市である天津市は35,900億元で第10位です。

 

10位から20位は、武漢、西安、寧波、鄭州、長沙、済南、青島、無錫、合肥、福州となっています。その中で、11位の武漢は天津と同じ30,000億元の段階で、その差はわずか2,128億元です。武漢に続き、12位の西安から19位の合肥まで、すべて20,000億元に入っています。20位の福州は19,000億元で、20,000億元の大台からも遠くありません。

 

成長率で見ますと、上位20都市のうち10都市が10%以上の成長率を示し、そのうちの7都市が長江デルタ地域に位置しています。このうち、寧波は13.5%と高い伸び率を示し、20都市中第1位となりました。上海と杭州もともに12%を超え、南京も11%を超えたほか、無錫、合肥、蘇州も10%以上の伸びを示しました。

 

一方、長江デルタの主要都市の2021年のGDP成長率も突出しています。杭州、無錫、合肥、南通、蘇州、常州など長江デルタの都市の2年間の平均成長率はいずれも6%以上となっています。(フライメディア・ウ)

 

 

株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービス、ライブ配信サービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「中国で最も金持ちの都市」関連についてもっと知りたい方は、是非お問い合わせください。


お問い合わせはこちらお問い合わせはこちら
totop TOPへ

東京本社 Tokyo Headquarters
〒170-0013
東京都豊島区東池袋2-44-2 庄司ビル2F
TEL: 03-5843-3063 / MAIL: desk@flymedia.co.jp

中国法人 China Corporation
FLY MEDIA CHINA(優視飛翔(北京)文化伝播有限会社)
〒100026
北京市朝陽区姚家園路105号3号楼4階501室6
URL: https://www.flymedia-china.com/

© FLY MEDIA Co.,Ltd. All Rights Reserved.