2017年8月13日、東方ICによると、中国江西省弋陽県にある世界最長の寝仏(涅槃像)は、「長い眠り」像と呼ばれ、その芸術的風格に魅せられた人々が訪れるお宝スポットだ。
涅槃像「長い眠り」は、中国の世界遺産である「丹霞地形」の岩肌に掘られたもので、全長はなんと416メートル、最も高いところは68メートル。目の部分の径は8.6メートル、くちびるの長さは12.3メートル、頭部の長さは50.5メートル、足の指の幅は5メートル、足の指の厚みは1.2メートルとすごい!!
2010年に世界遺産に登録された中国の「丹霞地形」とは、中国の地で生まれ形成された、赤い堆積岩で形成されたカルスト地形のことを指していて、福建省の泰寧、湖南省の崑山、広東省の丹霞山、江西省の龍虎山(亀峰を含む)、浙江省の江郎山、貴州省の赤水、計6ヶ所の国家級景勝地をまとめて対象としている。
写真の涅槃像「長い眠り」は、元々の山の形が釈迦牟尼の寝姿に似ていることから、その昔、芸術的才能を持った高僧が丁寧に心をこめて彫り上げたもので、付近の風景とともに、悟りを開いてから80歳まで45年間説法を続けた釈迦がすべての教えを解き終えて入滅し、その名の通り「長い眠り」についた壮大な涅槃図を造りあげている。
江西省は、雄大な山々や美しい湖、奇岩の数々で知られている。お勧めの観光コースは上海から武夷山に移動して、様々な景勝地を参観した後、車で2時間ほどの亀峰風景区へ。ここでは、目を奪うような奇岩が楽しめる。その後、その亀峰と同じ弋陽県にある南岩風景区で、洞窟の中に掘られた観音像のある石窟寺院へ。涅槃仏「長い眠り」は臥佛風景区にあるが、たどり着くには南岩風景区から遊歩道を6キロあまり歩くという情報もある。
それでも「長い眠り」についた美しい釈迦牟尼の涅槃像を拝みたいと、訪れる人が後を絶たない。
(情報元:http://www.toutiao.com/a6453763015791051022/#p=1)
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