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2023.05.29
パンダに会いに行こう!アクセスの良い上海動物園へ

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日本の上野動物園(東京)で誕生した「香香(シャンシャン)」が2023年2月、中国に返還されたこともあり、現地でも「ジャイアントパンダ」がホットワードになっている。

 

一般にジャイアントパンダの故郷と言われるのは四川省だが、上海でも、「上海動物園」でジャイアントパンダに会える。上海動物園は、交通アクセスが良く気軽に行けて、上海市民に親しまれている動物園で、74.3万平方メートルの広大な敷地面積を有している。園内には、トラ、ゾウ、クマ、キリン、パンダなど定番の人気動物を含め約400種類以上が飼育されていて、国内でも人気の観光地であり、上海市外からも多くの観光客が訪れている。入場料は2023年5月現在で大人一人40元(約800円)。

 

上海動物園

交通アクセス抜群の上海動物園

 

広大な園内には緑が生い茂り、水鳥が優雅に泳ぐ大きな池も広がっている。時おり聞こえる野鳥の鳴き声に耳を傾けながら散策でき、散歩道エリアも多く、ちょっとした「森林浴」気分が楽しめる。 

 

上海動物園

白鳥が優雅に泳ぐ姿も見られる(上海動物園)

 

人気のパンダ館エリアは園内の奥の方にあるため、別料金を払えば電動カートで直行できる。ただ乗車するにも長蛇の列ができていた。時間があるならば、ゆっくり散歩しながら順路をまわっていきたい

 

上海動物園

緑あふれる園内は散歩にも最適!(上海動物園)

 

園内を奥に進み、竹やぶが見えてくるとパンダ館エリアに到着したことがわかる。現地でも大人気のパンダ館(屋外)の前には平日でも多くの人が集まっている。平日は市内の幼稚園や小学校からの見学も多いようで、引率する先生の声が大きく響いていた。

 

上海動物園・パンダ館

パンダは地元でも大人気!(上海)

 

ところで、お目当てのパンダはと言うと、お昼(正午)近かったせいか、まさに食事中で、当然のことながら、多くのスマートフォンやカメラが向けられていても、ただひたすらむしゃむしゃ餌を食べていた。その一挙一動に観光客も“萌え〜”で、その愛くるしい姿には、子供よりも大人の方が夢中になっているようにみえた

 

上海動物園のパンダ

昼食中のパンダ(上海)

 

さて、たくさんの動物を見て、触れ合う以外にも、上海の動物園にはいくつか楽しみ方がある。例えば、見渡す限り広がる広大な芝生エリアでは、ピクニックを楽しむグループや家族連れも見られる。青空の下、日光浴をしながらくつろぐ姿は微笑ましく、休日感満載のほっこりした光景である。

 

 

上海動物園

広々とした芝生エリア(上海動物園)

 

そのほかにも観覧車やミニコースターなどのアトラクションや乗馬体験コーナーもあり、1日楽しめる施設となっている

 

上海動物園

園内にアトラクションエリアもある(上海動物園)

 

上海動物園は「虹橋国際空港」からも地下鉄で行け、「上海動物園」駅で下車すると、目の前に動物園入口がある。上海で少し時間ができたときに、上海のパンダに会いにいく寄り道コースとして旅のおすすめだ。

 

 

 

上海動物園:上海市長寧区虹橋路2381号

      最寄り駅は地下鉄10号線「上海動物園」駅

 

 

 

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