2021年を迎え、中国でも元旦にあわせて1月1日から3日まで、3連休となった。
コロナ禍下で迎える連休だったが、上海では、多くの人が市内の観光スポットやイベント会場などで連休を満喫した。各ショッピングモールでもお正月セールが実施され、多くの家族連れが訪れ、ショッピングを楽しむ姿が見られた。
百貨店外のイベントに行列!
ただ、元旦を祝うといっても、日本と比べると、年の始めというムードはうすい。中国では、新暦の1月1日ではなく、旧暦の1月1日(旧正月)を年の始めとして盛大に祝うからだ。
旧正月、いわゆる春節(チュン・ジィエ)は毎年、日付が変わるので、2021年の春節は、2月12日(土)、大晦日にあたる除夕(チュー・シィ)は2月11日(金)になる。
これから、旧暦の12月・腊月を迎える中国、店舗でも干支の正月飾りが出始めた。
お正月飾りの特設コーナーも登場!
春節にともなう実家への帰省など、いわゆる“春節の大移動”も1月中旬頃から始まる。2月になると、年の瀬に入り、正月用の食材や飾りを買い求める人で、街中がにぎわい始め、お正月ムードも佳境を迎える。
赤やゴールドで華やかになる売り場
今年は、コロナウイルスの感染が終息していない中で、春節を迎えるが、近年は、対面ではなく、ウィーチャット(Wechat/微信)で親戚や友人などと新年の挨拶や紅包(ホンバオ/Red Pocket)の交換をすることが主流になるなど、様々な習慣も変化してきた。
寺院への拝観料はQRコードで、
健康コードの提示も忘れずに!
コロナ感染の第2波が懸念される中で、こうした「非接触」の交流やサービスがより推奨されることだろう。(提供/フライメディア)
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