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2021.03.04
コロナや環境問題によって変わる台湾の伝統

2月26日は先週のブログでもお伝えしたように「元宵節」(ユェンシャオジエ)といい、日本でいう小正月にあたる。台湾の年中行事は全て旧暦に基づいて実施されるので毎年日にちが違うのである。

 

元宵節には「湯圓」(タンユェン)という白玉のような餅を食べる風習があり、湯圓を扱う店では行列ができ、これを食べると楽しかった正月がいよいよ終了してしまうような、少々寂しい気分になったりもする。

 

モチモチ食感の湯圓、中にはゴマ餡やピーナッツ餡など様々な餡が、

甘くないスープのものなど、種類は様々

 

今年の元宵節は例年と違い各地でコロナの影響を大きく受けていたようだ。旧正月前に起きた小規模なクラスターにより、イベントの中止、延期を余儀なくされてしまった。最も影響を受けていたのが台北のイベントだ。

 

こちらは一昨年の様子、毎年ダイナミックなモニュメントが話題になる

 

コロナ前は非常に多くの人々で賑わう事で恒例となっている。今年は2月26日から3月7日まで、西門町のエリアを中心に開催される予定であったが、残念な事に今年は「延期(日時はコロナの状況を見て決定)」という事になってしまった。

 

思えば去年の今頃は例年通り実施されていたが、既に世界でコロナ感染の広がりを見せていたので多少の緊張感を感じながら参加していたのを覚えている。

やはり多くの人が密集する台北エリアでは大規模イベントの実施は難しいようだちなみに無料で配られていた子供たちに人気の干支の動物を模した手持ちのランタンは市民投票によって配布が廃止となった。

 

その他のエリアでもイベントの規模の縮小や中止が余儀なくされている。

「爆竹祭り」として日本のテレビ番組などでもよく紹介されている台南の「鹽水蜂炮」は当初中止とされていたが、その後台湾内で目立った感染情報がなかった為に2月28日に混雑を避ける為に時間を2時間早め、規模を縮小して実施された。

 

台湾の人々にとって鞭炮(爆竹)は厄除の意味があり、コロナの疫病退散の意味を込めての実施のようであった。

日本で花火大会が混雑の為に中止されていたりと、様々な伝統行事や、風習が廃止されている流れがあるように、台湾でも環境汚染を考慮し、台北をはじめとする寺院では線香や紙のお金を燃やす行為が廃止される傾向にある。日本人に人気のランタン飛ばしも大量のゴミが発生する為に廃止が検討されていた事もある。

 

毎年恒例のランタン飛ばし、今年はコロナの状況を見て検討されるようだ

 

旧正月シーズンを筆頭に多くの数が燃やされるという紙金

空気汚染の原因になるのでは?という意見もあがっている

 

今回のコロナが加わる事で台湾の伝統行事に様々な影響を与えている。日本の祭りと同じように台湾の年中行事にも鎮魂や厄払いの役割がある、これらの伝統が年々消えていってしまうのは外国人から見ても非常に寂しい限りだ。コロナ終了後にはまたぜひ盛大なランタンを各地で見られる事を願ってやまない。

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